テラーノベル
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森の中を少しだけ歩くと、鬼機関への入口を見つけた、昔と入口が変わっていなかったことに感謝をしつつ扉を開く。「…何が起きてんだ?」
入口を開いた瞬間からだろうか、大量の殺気が漏れ出てきた。
今まで戦場には何度も立ったことがあるが、ここまでの殺気はあまり感じたことがない。だからこそ急がねばいけないのだと自分に言い聞かせ。入口へと飛び込んだ。
できるだけ自身の気配を薄めながら道なりに進んでいく。奥に進むにつれて血の匂いが強くなっていくことに違和感を感じていた。
数人、数十人程度ではなく何百人と人が死んでいる。それくらいに血の匂いが強い。出来ればこの血が桃であることを祈ってしまっている自分がいた。
道なりに進んでどのくらい経ったのかは分からないが、先程より血の匂いが強くなっているのは確かだった。そして、それと同時に人の気配が強くなっているのである。何百人と人の気配が強く感じられる。桃だろうかと考えながら道を進む。
「…本当に何が起きてんだよ…..」
目の前には桃がいた、何百人だろうか自身の位置から見えても軽く500は超えているだろう。
先頭があまり見えにくく完全な人数までは把握するのが難しかった。だが確信もできた血の匂いがここがいちばん強く感じる事が出来るのだ。
血を使い、スナイパーを作る。
壁から少しだけ身を乗り出してスコープを覗く。
桃が自分とは違う方向を見ていてくれてありがたかった。
「…は、?」
スコープから先頭付近が見えたが、忘れていたことを思い出した。こちら側は援護部隊や後方の部隊がいる方だと、そして負傷者がいる側でもある事を。
そして、完全にわからなかったけれど先頭付近で戦っている鬼がいることは目視できたのだ。
自分のやることは決まった。
「”血蝕解放”」
「”銃葬神器”」
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