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今回少なくてすみません、、
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けれど、12月に入り、少年が恐れていた事態は起きた。教室の窓際の席がぽかりとあいてしまっていたのだ。
三日目の放課後、少年は担任に頼み込んで連絡事項のプリントを届ける役目を引き受け、彼女の家へと向かった。通された2階の部屋で、ベットの上に体を起こしていた逢城は、少年の顔を見ると安堵したように微笑んだ。だが、そこで明かされたのは残酷な現実だった。病院での詳細な検査の結果、手術はリスクが高すぎて無理なこと。そして、彼女の余命は「持ってあと二年」であるということ。
「二年…?治らないなんて、そんな…っ」
少年が声を取り乱すと、逢城は優しく首を振り、少年の手にそっと自分の手を重ねた。その指先は氷のように冷たかった。
「ううん。私、寂しくないよ。だってね、最初から諦めていた時間が、あと『二年』も残されているんだよ?二年あったら…私、どれだけの宝物を集められるんだろうって」
涙を瞳に溜めながらも、彼女の笑顔はどこまでも強かった。
「だから…私、路灯くんと一緒に普通の女の子みたいに笑って過ごしたい。それが今の私の…たった一つの願いなの」
「わかった…作ろう。二年なんて言わないくらい、楽しい思い出を」
コメント
1件
うわぁ…もう涙腺やばいんだけど😭💦 「持ってあと二年」って宣告されたのに、「宝物を集められるんだ」って笑う逢城ちゃん、強すぎるよ…。一緒に普通の笑顔を重ねたいっていう願い、路灯くんが「思い出を作ろう」って応えたところで完全にやられた…。 この二人の時間を大切に読んでいきたいなって思える、すごく切なくて温かいエピソードだった🥺✨ 佐我之さん、この世界観大事に育ててくださいね!次話も楽しみにしてます🌸