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気がついたら海にいた
何が起きたか分からないけど
でも、一つだけ覚えてること
それは
自分の意思でここに来たこと
𓂅𓂅︎︎︎
少し風が吹いた
体が揺れる
こんなことで揺れるほど軽い体らしい
………この感じは、まさか、、
確証は無い
でもやってみよう、
人が来た声を変えようとした
「あ、あの、」
スルーされた、
体が透けた
確定、かな、
本当に私は幽霊になってしまったようだ
まずは名前を思い出したい、
?!
なんで!?、体が勝手に動く、
見た事ない。知らない道なのに
勝手に懐かしく感じてしまう
意味わかんない、、、
大きいお家についた
何故か怖く思ってしまう、
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「おい夜空!!」
「ビクッ、な、なに?お母さん」
「あんたはなんでこんなことも出来ない!?」
「ごめんなさい、」
「あんたがいるからご飯も美味しくないッ
あんたがいるから夫とも上手くいかないッ
あんたがいるから生活がまともにならないッ
全部全部全部全部全部お前のせいだっ!!」
あーあ、今日はお母さんが暴れる日だ、
「最悪…ボソッ」
「は?何あんた育ての親に対してなんなの!?その態度は!! 」
やべっ声に出てたッ
「あんたなんかッタヒねばいいのにッ!!」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ハッハッハッケホッハッ、
幽霊だから息は必要ないのに
胸が苦しい、思い出した、
記憶も名前も全部、ここに
近寄ったらダメだったッ
最悪だっ
「あーあーッ本当にッなんで夜空が居なくなったッ!急にッ!!タヒねばいいとは言った!なのになんで本気でッ私は…育てかたを間違えたのかッポロ」
!?お母さんがないてる、
初めて見た、
「ポロポロごめんなさいッ夜空ッ私がやりすぎた、だからお願いッポロ帰ってきてッ」
お母さんは不思議な人だ
私は、
「もう、どうしようもッ」
「、?よぞら、?そこにいるの?」
「うん。いるよ、」
「今までごめんなさいッ、本当に、
私は、私はッ夜空になんてことを、」
「大丈夫だよ、お母さん」
「もう、遅かった、気づいた時には、もう、」
「大丈夫だってば、お母さん、私ね、たしかにつらかったよ、でもね、まだ、楽だったの
大丈夫。お母さんのその言葉が、聞けたならいいの、ありがとう、ここまで育ててくれて、」
「ッそっか、そっかッごめんね、生まれてきてくれて。ありがとう、」
体が光ってる
不思議な感覚
幽霊は未練が無くならないと成仏出来ないらしい
未練はこれだったのかな、
まぁいいや
楽しかったし
今までありがとう
これは、いい結果だったのかな
まぁいいや
「先に行くねお母さん」