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こんもあ!
え〜っと今日は…、…今日はね、セカイのみんなに、言った、のよ。この日記のことも…私が、どう思ってるかとか…全部。
こわ、かったの。頑張ったけど、でも、このことはセカイのみんなと私の秘密だから…偉いねって頑張ったねって教えてくれてありがとうって、言ってくれてもいいのに…って思ったの。
多分、私を気遣ってくれてるだけなんだろうけど…何でもいいから…私のことを褒めてほしい、わ。
「ねぇ、みんな。愛莉ちゃんのこと、みのりちゃんたちには言わない方がいいよね」
私の質問にルカちゃんが答える。
「えぇ、そうね…そうした方がいいかもしれないわ」
「でも…まさかそんな事になっていたなんて気づかなかったわ」
めーちゃんがいかにも悩んでいる顔で言った。
「…………」
いっつも元気なリンちゃんは静か。
「どうすればいいんだろう…」
「そうだね…」
笑顔がキラキラしてるレンくんとカイトくんも今日は元気がない。
「…みんな、そんな顔しちゃダメだよ!」
そんな顔をしてほしくなくて、私はみんなに向かって話す。
「確かに頼って欲しかったっていうのは分かるよ!でも、愛莉ちゃんはきっとそういう想いじゃなくて…もし、愛莉ちゃんがいなくなってもみのりちゃん達が前を向いていけるようにきっと私達に話してくれたんだよ!だから…私達が前を向かないと!」
「ミクちゃん…。うん…うん!私も賛成!!」
リンちゃんがとびっきりの笑顔で言った。みんなも「そうだね」とか「前を向かないとね」って励まし合ってる。
(愛莉ちゃん、話してくれてありがとう。どんなに辛くても、このセカイだけは愛莉ちゃんの味方だよ)
これからの未来――未知を、どう変えれるんだろう。私達は。