後日談の記念日リベンジを書くよ〜
らっだぁ視点
「それで、リベンジって何する?」
ぺいんとは顎に手を当て考える。
「ん〜…らだ、お腹すいてる?」
「うn(グゥゥゥ〜〜)」
返事をする前に俺のお腹が答えてしまった。
「はは、すいてんだね。じゃあリベンジとして、ウーバーでご飯頼もう!贅沢して高いとこ頼んじゃおうよ 」
「いいね!でも夜中ってウーバーやってるの?」
「一応やってるとこもあるよ。ね、何食べたい?」
「唐揚げ食べたいな〜。結局食べ損ねちゃったから」
「OK〜!多めに頼むね。余ったら明日食べればいいし」
「いいけど、ぺんちゃんは自分の好きな物頼まないの?そんなに頼んだら唐揚げだけでお腹いっぱいになっちゃうでしょ」
「大丈夫!お前の好きな物は俺の好きな物!」
ぺいんとはニカッと笑う。
「…ふはっ、なんだよそれ。優しいジャイアン?」
そうやって笑い合いながらウーバーを頼んだ。待ってる間にリビングに移動して、二人で他愛ない話をした。話してる時、ぺいんとはよく俺の頭を撫でた。むず痒くて、でもなんだか安心して、照れてしまう。今更ながら俺年下にこんなに甘やかされていいのか?と思ったが、ぺいんとがあまりに無邪気に笑うので、深くは考えないことにした。
ピンポーン
「あ!きた!受け取ってくるね」
ぺいんとは元より明るい顔をもっと輝かせて玄関に行く。
少し待つと、ウキウキしたぺいんとが戻ってきた。
「おまたせ〜!食べよー!」
「わーい!」
二人でいそいそと頼んだものを食卓に並べる。
(豪勢だなぁ)
ふふ、と笑みがこぼれて、ぺいんともへへ、と笑った。
食卓の準備を済ませ、席につく。
「「いただきます!」」
既に漂っている醤油味の唐揚げの香りに食欲を刺激されながら、ぱくっと唐揚げをかじると、肉汁が溢れ出し、しっかり濃いめに味付けされた鶏もも肉の風味が口いっぱいに広がった。肉は柔らかく、しかし噛みごたえがあってとても美味しい。
「うま〜!!」
「これほんとにうまい!!米進む!」
二人して唐揚げと白米を頬張る。
さすが高いだけあって、クオリティの高い唐揚げだ。
夢中になってもぐもぐ頬張っていると、ぺいんとが俺の頬に手を伸ばしてきた。
「米、ついてる」
「あ、ありが…」
礼を言おうとすると、ぺいんとはすくいとった米粒をぺろっと口に入れ、にこっと笑った。その笑みがなんだかかっこよくて、ふいと顔を逸らしてしまう。
「?どしたの?」
「なんでもない…」
顔、熱。
「…あ、もしかして照れてる?」
「照れてない!」
短め終わり!記念日リベンジ成功!
コメント
6件
良いねぇ〜…👍️✨️ほのぼのも良いなぁ…✨️。でも、記念日にやるのも良いよね…🥺✨️?(チラッ)