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「…あなたはだれ?」
萌香がか細い声で尋ねると、ため息をつきながら答えた。
「私はつき、神様の使いだよ。助けに来てやった。」
つきは悠然と歩みを進めながら、敵に向かって指を一本立てた。その指先から広がった光が、異星人たちを一掃していく。
「簡単すぎる。」
つきはつまらなそうに呟き、手を振るだけで敵が次々と地面に崩れ落ちた。
「す、すごい…」
みりんが感嘆の声を漏らすと、つきは「お前たちが弱すぎるだけだ」と、塩対応で返した。しかし、その目はどこか優しげで、彼女なりの心遣いが感じられた。