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そこから数週間はアルカマルの事だけを調べた

割り振られた仕事を終わらせるとすぐに調べ始めた。休み無しで探してたからここ数日体が重く感じてきてる。だけど今持ってる情報が本当かも分からないこの状況で休みたくない。休んだら情報屋と

して終わるようなそんな気持ちで

情報を探した。色々のサイトや組から盗んだり海外にある殺連もハッキングしてわかった事は


1.アルカマルは孤児院

2.この孤児院は殺連が優秀な殺し屋を作ってORDERに入れる為に作られた施設

3.その中の成功作は1人。名前は天弓

成功作までは行かなかった物の実力がある人達が数人出来上がった。

4.このプロジェクトには麻樹会長が深く関わってる


わかったのはこの4つと当日その施設に居人々の名前のみ。個人的に成功作が1人しか居ないのが不思議に思えた。実力がある人達は数人居るのにその人達は成功作では無い。そこで私の頭にある考えが浮かんだ。

「躊躇…」

そう成功作は人を殺す事に何も躊躇してない

おそらく命令があれば誰でも殺せるだろう。他の人達は躊躇してしまうから失敗作。それを考えたら一気に鳥肌が立った。部屋は暖かいのに

全身の毛が逆立つ。それと共に吐き気を模様しトイレに駆け込んだ。





口を洗いながら考える。

今のORDERに天弓って名前の人は居ない。

殺しに躊躇が無いイコール誰でも殺すって考えたら会長もORDERに入れない。天弓って人が

ORDERに居ないのは性格上の理由だろう。

1度乗った舟だからもう降りることはできない

だから最後まで調べる。何も残さない様に、

全部、全部調べ尽くす。データが残らないってことは無い。1度成功作が出来た上それの情報を共有するためにデータは必ず残す。いつもより本気で調べた。もうとっくに時刻は0時を回ってる。暗い部屋でパソコンの光だけが私の顔を照らす。今日は何も食べてなかったから暗い部屋にぐぅーと腹が鳴る。

「そういえば今日何も食べてなかったな」

そう言ってパソコンにさしてるメモリカードを

抜き取り上着のポケットに入れてから部屋を後にした。





「寒ぅ〜」

と言いながら殺連本部を出てコンビニへ向かった。本当はファミ〇スなどで食べたかったがこの時間だとさすがに私1人じゃ行けない。一度身分証を偽装しようと考えたが技術がすごく2時間で諦めた。ぼーと信号を待ってると横から

「あれぇ〜?」と南雲が声掛けてきた。

「んだよ」と冷たいが返した。

「久しぶりに見たと思ったらやつれた?」

部屋に閉じこもり様になってからまともに飯を摂っていなかったからだろう。

「あ〜最近はこもってからね」

南雲は、ふ〜んと聞いた癖に興味無さそうに

返事してきた。

「だったらご飯行こよ僕もまだ食べてないし」

「なんでお前と食わないといけないんだよ」

いいから、いいからと言って私の腕を引っ張ってお店へと連れていった。

連れて行かれた場所は見るからに高そうな深夜営業してる焼肉店だった。急にこんなに食べたら胃がびっくりするなーと考えながら店員に奥の個室へと案内された。南雲に

「僕が奢るから好きなの食べていいよ」と言われ久々にちゃんとしたご飯を食べた。案の定急に食べるから胃がびっくりして最初こそ上手く喉を通らなかったけど数十分経つといつも通りに食べていた。そんな時に

「君はもう自分のことは自分でしないと 体

  持たないよ〜君弱いんだからさ」

「じゃお前がもっとマシな報告書をだしたら少しは休めれるよ!」

ORDER直属の情報屋だから南雲の報告書は一度私を通ってから会長の所に行く。ORDERの中でも南雲が1番報告書を出さないし出しても

良かったですなどと小学生の作文かよとツッコミたくなるような報告書だ。だから何回かすごく面倒くさくてだるい仕事を南雲に割り振った事があるその度ケロッとした顔で帰ってくるから余計イラつく。

「それが君の仕事でしょ〜」

「一応報告書はお前の仕事なんだからね!」

とちょっと強く言ってご飯を食べ進めた。

満腹になったら急に眠気がドーンと来てその場で寝てしまった。







【翌日】

カーテンからさす光で目を覚ました。昨日何してかっけ? あれここどこ?と見慣れな一応天井を見ながら上手く働かない頭で考えてると奥から人の気配と共に扉が開けられた。

「おはよぉ」と呑気な顔した南雲が立ってた。

南雲を見た瞬間昨日のことを全部思い出し

一応謝った。南雲は特に気にしてない様子で私に「ポケットに入ってたメモリカードさぁ」と

喋りかけて来た。一応パスワードを掛けているが万が一南雲に中身を見られてたら命が無い

「それが何?」

「いや、パスワード難しいねって思っただけ

もちろん中身は見れてないよ〜」

そう言う南雲の顔は歪に笑っていた。







情報屋と殺し屋さん達

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