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ビトリアから大福を貰った類は席について大福を食べていた「美味しい……」

そんなリビングに淡い金髪の青年が現れた

「は?まだいたの。」

青年は類を見るなりため息をついた。

「居なくなって欲しかった。」

「……」

青年は苛立ちながらも席に座った。

「ねぇお前監視役なんでしょ? 名前言わずとも分かるよね?」

青年の言葉を聞いた類は机の上に置いていた資料を探った。

「えーと……エイリス…くんだよね?」

「正解」

めんどくさそうにそう言う青年 エイリス

「本当にめんどくさい……」

すると、類の目先に本の角が突きつけられた。

「お前だよ 監視役がめんどうって話だよ。」

「……」

「新米とかなんとか知らないんだけどさ。目障りなんだよ。」

「僕らは化け物じゃない。」

「僕らは好きで『こんな体』になった訳じゃない。」

「お前らが散々満足するまで…やってきたクセに…」

「ムカつくから凍り付けにしたいけど、上がやるなって命令してるし…本当にめんどうくさい」

エイリスは本を持っていた手をおろした。

そして席から立ち上がり、どこかに行ってしまった。


被験者 エイリス

能力 冷気

自身の体温または周囲の気温を低下させることができる。

凍結も可能

代償 味覚障害

特殊部隊と監視役

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