(はぁ…なんとか残業が終わった。まじあのハゲ上司め、なんだよあの意味わかんない理由で仕事押し付けやがって、 彼女だが嫁だがは100歩譲って分かるが特に意味もないだ?ふざけんじゃねぇよまじで完全に禿げちまえ。
ん?あそこで見慣れたやつが女性連れて…あ、一二三だ。なんだっけアフター?とかあるとか言ってたよね。大変そうだな。相手の女性すっごい酔ってるし一二三にめっちゃだる絡みしてる …そういうのの相手するの自分には絶対無理だな。うわぁ笑顔で対応してる…さすが一二三だな。とりあえずうろちょろするのもよくないし)「さっさと帰ろ」
(おや、あの今にも死にそうな会社員は独歩くんじゃないか。こっちに気づいたようだ。ウィンクでもしよ…おっと目をさそらされたようだね。恥ずかしやがりなとこも可愛いな。 しかしこの子猫ちゃん結構飲みすぎたんだな。少し酒の匂いが強すぎるし足がふらついてるし)
「一二三くーん♡私、もう無理かも…ホテル行きましょ?」
「あ、あぁそうだね子猫ちゃん。この状態ではとてもつらそうだね」
(目を離した隙に独歩くん居なくなっちゃった。まぁ今23時頃だしそうだよね。)
(静まり返った家に俺はやっとの思いで辿り着いた。今の時間は多分0時頃だろうかとにかくとても疲れてしまった…この時間まで残業残業残業の残業三昧だったが、なんとか全て終わらして家に帰ってきた。多分だがまだ一二三はアフターに行ってるのだろうな。あいつは大変だなとつくづくそう思う。しかもあいつは重度の女性恐怖症だ。それを克服するためにという荒療治とは言えど、心配になる。ふと椅子に座ろうとすると机の上に何かが見えた。
)「作り置きだ。」(皿にオムライスがラップをかけられて置いてある。それと一緒にメモがあった『おかえり独歩帰ってきて腹減ってそうだと思ったから作って置いたよ。レンチンすれば食べれるよ。ちゃんと食べてね? ひふみ 』)「…ありがと」そう言葉を溢した(あいつのメモ通りとりあえず食べることにした。ひとくち口に運べば身が染みるぐらいとても美味しく感じた。)「出来立てはもっと美味しいんだけどこれはこれで」(その後
俺はオムライスをペロリと完食しその後サーっとシャワーを浴びたあとにベッドに飛び込んでそのまま眠りに落ちた。)
「やーっと終わった!ただいまーって誰も居ないよねー、あ。独歩もう帰ってきてるんだ。」(めずらしーな。まーそうだよねーさっき死にそうになりながら家向かってたし一緒ぐらいに着くと思ったけど独歩の方が帰るの早いよねー。とりあえず寝てるか見てこよ〜。)
「独歩ちん入んね〜。」(あ、やっぱ寝てる。しかも服とかそこらへんに脱ぎ捨ててるし。あーもーちゃんと洗濯機にれて欲しかったのに〜とか言いたいけどそんな体力ないんだろうなー。確か今日で15連勤とか言ってたよね。相変わらずイカれてんなー有給でもいいから取って休めば良いのにさ…ほんっと真面目さんだなーって思うわ。とりあえず)「ただいま独歩ち」そっと彼の頰にキスをした
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