テラーノベル
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🖤視点
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バスタオル一枚を腰に巻いて、リビングに入ると突き刺さる視線
遠くからこちらをじーっと見つめる小さな生き物たち
無視出来ない程の視線を受けながら、冷蔵庫を開けてみる
お茶や天然水に混じって俺がCMをしてるビールも入ってた
メンバーがCMをしているとつい買っちゃうと笑いながら話してたから
なんかそういうメンバー大好きって行動の一端を見ると、心の奥がじわりと暖かくなる
俺は水を出して振り返る、と
ソファの陰からひょっこりはんスタイルでこちらを見ているシャチちゃんに気付いて、吹き出しそうになった
ツナくんとシャチちゃん
2匹いるけど、なんか…シャチちゃんて大介に似てる
驚いた時の顔とかそっくり
大介がいないからぐいぐいいって嫌われないように、適度に距離を保ちながら
「後で、遊んでね」
理解してるかなんて関係なく、そう声をかけると水を持ってリビングを離れた
大介が意識を取り戻したのは、だっこして湯船に入れて、定位置のように後ろから抱えて暫くしてからだった
やっぱり…落ち着くんだよなぁ
このすっぽり感
お湯は少し冷たく感じるが、こうやってくっついていると丁度良い
いつ気付くかなぁとわくわくしながら、大介の左手薬指に填まった指輪をこっそり眺めているが、全然気付かない
笑いを堪えるのに苦労した
「はい。水」
浴槽の縁に置いていたらしいペットボトルを手にして差し出しながら
「勝手に冷蔵庫開けてごめん」
マナー的にはやっちゃいけない行動だから、謝っておく
「いや、いいよ」
大介はちょっと笑って
「ツナとシャチ、大丈夫だった?」
そう聞いてきた
警戒心丸出しの2匹が頭に浮かぶ
仲良くなれるかなぁ、と不安はあるものの大介が好きって共通点もあるし、何より動物は自分たちに好意的かどうかを見極めるとこがあるから、大好きって気持ちで触れ合いたい
まぁ今のところは
「めっちゃ警戒されてたけどね。後でちゃんと挨拶します」
まずは挨拶
そこから始めよう
大介はなんか嬉しそうに笑って、受け取ったペットボトルを両手で持って、水を口に含んだが…
固まっている
俺の視界にはピンクの後頭部しか見えないから、実際はどこを見ているかは分からないけど、漸く指輪の存在に気が付いたらしい
慌てて振り返った時の、目を大きく見開いて驚いた顔がやっぱりシャチちゃんに似てた
やっぱり飼い主に似るもんなのかなぁ
「な、え、これ、え」
慌ててふためく大介は、左手の指輪をこちらに見せるように翳したが、言葉には出来なかったようだ
「ふは、気付かれなかったらどうしようかと思った」
俺は笑いながら心のうちを吐露する
「向こうでさ、作った。自分で」
「自分でっ!!」
素直に反応を示すから、驚かせたくなるんだよなぁ
そして俺は向こうで彫金の工房を見つけて、自分で造った事を打ち明けた
まぁ何度も通って、気に入らなくては何度も造り直した事はカッコ悪いから秘密だけど
反応が急に薄くなって
指輪を凝視してたから、やっぱり素人の造った物は嫌かなぁとかちょっと不安になったけど、そんな事はなかったみたい
ただ忙しい俺を心配してくれてただけだった
だって…すぐに口元がピクピクして、にやけそうになるのを我慢してるみたいだったから
さっきの俺と同じだ
俺は深呼吸を一つして
今、この場で言ってしまおうと思った
「佐久間大介さん」
フルネームで名前を呼ぶと、びっくりしてパチパチと瞬きを繰り返しながら俺を見上げた
「俺はマイペースだし我儘なとこもあるし、嫉妬深くて束縛したがりだし、これからもいっぱい迷惑かける事あると思うけど」
そう今日みたいに
俺は好き過ぎて止まり方も分からない人間だから
まだまだ未熟で、世間的なイメージより実は大介の方が本当は周りが見えてし、やっぱりお兄ちゃんで大人だ
俺はいつだって敵わないんだって思う
そんな俺だけど、これだけは絶対に譲れない
「パートナーとして、死ぬまで一緒にいて下さい」
一生一緒にいること
「おまっ、それ、プロポーズ!!」
「うん」
「今ッ!!お風呂でッ?!」
そうだよ
だって、ある意味、俺たちらしいでしょ?
驚いてばかりで答えをくれない大介に
「返事は?」
急かすと、にぃって悪戯っ子みたいな笑顔で
「蓮がヤダって言っても俺が離れねぇわ」
でも、その瞳にはうっすら涙が光ってた
「じゃ、俺は死ぬまで幸せだ」
だって、大介が隣にいてくれたら、俺はずっと笑っていられるから
困難な事が起きても
きっと大丈夫って思えるんだ
そして俺は大介にプロポーズしたその日、ツナくん、シャチちゃんにも挨拶をした
何度か遊びにきた時に会ってるけど、まだ仲良くはなれていないから
大介がおやつで誘き寄せた2匹に改めて、視線を合わせるように平身低頭で
「キミたちの主は俺が幸せにするからね」
そう大介を幸せにすると言う事は、大介の幸せに繋がるこの子たちもまとめて大事にしていくということ
覚悟をもって、口調こそ砕けているもののきちんと挨拶をした俺に、ウェットタイプの手に持つおやつを両手で2匹にあげていた大介はめっちゃ笑ってた
「はい」
笑いながら手渡された片方のおやつを受け取って、ドキドキしながら差し出してみると、じーっと俺を見上げた後、シャチちゃんの方が恐る恐る俺の差し出したおやつをペロペロと舐めてくれた
キュンッとしたのは言うまでもない
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昔、友達の実家に茶トラとシャム猫がいたんだけど、茶トラちゃんとはすぐ仲良くなれたけど、シャムちゃんはツンツンで…
あぁ、やはり気品ある猫(シャムのイメージ)とは仲良く出来ないんだわ(*´・ω・)
とか思ってたら
お泊まりした日の朝、起きたすぐそばにいて、手を出したら舐めてくれて…
Σ>―(〃°ω°〃)♡→ズキューン
て、なったのを思い出しました
ツンデレはデレた時の破壊力が凄いです
やっぱMステにめめの姿はなかったね
曲的にも無理かなぁって思っていたけど、残念だね
でもさっくんのふんわりヘアも新鮮で良きよね( *´艸)ふふ💕
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