テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
これはソ連の構成国のお話
注意 旧国、誤字脱字 戦争表現
※この物語に政治的意図はございません。
名前は漢字の頭文字をとっています。なのでもしかすると別の国と勘違いしてしまうかもしれませんが、ソ連の構成国のことです。おそらく当時の呼び方と違うと思いますが、許してください
白「あっ、にぃさ~ん!こっちこっち!」
ベラルーシに呼ばれて僕はみんなのいるテントのほうへ向かった。
喬「遅かったね。どこ行ってたの?」
僕が説明しようとした瞬間、ずっと一緒にいたウクライナが口を開いた。
宇「ロシアとね、薪をね取りに行ってたの」
月「え~言ってくれれば僕らも言ったのに~二人ともありがとうね」
摩「じゃあさっそく焚火しよっか!」
露・宇・月「さんせー」
露・宇・月「・・・」
一瞬の静寂の後あははと一気に笑いがあふれる。
僕は幸せだ。このひと時が大好きなんだ。みんなで遊ぶこの時が。それに今日はみんなでキャンプ!絶対楽しいに決まってるよね!父さんがいないのは残念だけど、アメリカと‘冷戦‘とやらをしているから忙しいんだって。仕方ないけど楽しいからいいや!今度こそ父さんも一緒にキャンプできたらいいな~
そんなことを考えている間にも焚火の日はパチパチと聞き心地のいい音を奏でながら燃えていった。
愛「ベラちゃん!ココア飲まない?リトアニアが言うには少しオーロラ見えてるんだって!」
白「え~ほんとに!ありがとー」
あっ!といった後にベラルーシはエストニアに小声で何か言っていたけれど、まぁ二人とも笑ってるしきっといいことなんだよね!
そのあとリトアニアがタジキスタンと、トルクメニスタンをよんでみんなを集めさせた。リトアニアとラトビア、エストニアの通称バルト三国がみんなにココアを配った。ココアは暖かくて、いい匂いで、みんなの心を和ませただろう。
ココアにうっとりしているとキルギスにバラライカを手渡された。その瞬間みんなで何をするかが分かった。ウクライナもキルギスから楽器を受け取ったらしい。確かあれはアコーディオンだ。
綺麗に輝く色鮮やかなオーロラの下、輝く月の下でベラルーシが歌いだす。それに合わせて次々とみんなが歌っていく。僕とウクライナもそれに合わせて演奏する。
_____今流行りの曲_
Катюша
2022年
俺はウクライナに攻撃した。あいつが悪いんだ。なんで…俺から離れようとするんだよみんな…
ある日の夜俺はウクライナにあった。少し心配してたけどあいつは少しケガしてただけだった。お互いの間に静寂が訪れる。
あの日の夜なら__一瞬そんなことがよぎった。
俺は歌いだした。あの日より声もだいぶ太くなったけどあの日と変わらないあの歌を歌った。
ウクライナは驚いていたけど、少したってから歌いだした。
静かな月の輝く夜に二人の音色が響く
_____大切な思い出の曲_
Катюша
END.