テラーノベル
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車を降りて古びた建物を見る。折れ曲がった街灯と入り口に大きく掲げられたエンブレムマーク。
「ここが…」
ボーッと立っていれば金髪のエンジンなんていう名前の奴が入れと促した。
黒い床のエントランスには眼鏡を掛けた女性は目を広げてジッと見つめる。
「また、連れてきたのね。エンジン」
「禁域?それとも汚染域?」
「普通に歩いてたら居た」
溜息混じりに、あぁそうと吐き出した。
「ほら来いよ」
「また拾ってきたんか、エンジン」
廊下で青い髪の奴が来た、刺股を持った奴。と白髪の…
「掃除屋アクタへようこそ、新人君」
「歓迎するよ」
手袋をした長髪の男性。
「おれが来てから5年か…」
ルドは指折り数えて経た年月を自覚する。右横に居たザンカは頬杖を突きながら眺めてくる。左隣に居るエンジンは、俺も年取ったなぁーとボヤく。目の前に座るフォロとグリスは花でも愛でるような目で見つめる。
アクタ内のどこかに俺が座れば基本このポジションが確定になった。
「ルド、お前髪伸びたな」
ザンカは後ろに纏めた髪を掬うように撫でた、優しい手付きで整えるようにして。
「おれの髪ほんと好きだな…」
「うん、好き」
…ザンカはいつこんな素直になったかって?
おれも知りたい…
っていう◯年後のルドifを思いついちゃっただけ…
一応ザンルド
画質の荒い下手で似てもいないアナログ絵数枚置いときます…
コメント
8件
神ですか⁉︎絵もめっちゃ上手いし…ストーリーも面白いし…悪い所が見つからないじゃ無いですか〜 私なんて絵も描けないし…文めっちゃくちゃなんで…こんな神ってる方が見てくれてるなんて光栄としか思えませんよ!
初コメかな?失礼します!だいぶ前から見てきて、フォローする前からも見てきました!いつもいつも素敵な作品ありがとうございます!本当はもっと早くにコメントしたかったのですが、予想よりだいぶ遅れてしまいました。今回も神作をありがとうございますね!1000まで押しときます!