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警察になってから数日。
色々な仕事を覚えているときだった。
ナツメさんから妙な聞いた。
ナツメ「ねぇらだおくん」
休憩中、ナツメさんが俺に聞く。
らだお「なんですか?」
ナツメ「black doctorって知ってる?」
らだお「なんですかそれ?」
ある日突然現れる医者。
その医者は腕はいいものの雰囲気は暗く、怖く、顔は見えず、お面をいつもつけている。
らだお「お面、ですか、」
ナツメ「そうそう、泣き顔の仮面をしてるんだ」
らだお「なるほど…」
ナツメさんはそのまま話を続ける。
僕たちは怪我をした時に医者を呼ぶ。
だが、すぐに医者が来る訳ではなく来ない時もある。
そして個人医に連絡をするとその医者は現れる。
すぐさまに患者を治療し消えていく。
たがその医療は高価なものだ。
普通の医療の2倍はお金を取られる。
それでも呼ぶ人がいるのは多分その医者を信じているか、もしくは腕が余程いいのだろう。
ある人はその医者を神と呼ぶ。
ある人はその医者を闇医者だと呼ぶ。
医者からかもし出すその雰囲気からその医者は
black doctor、と呼ばれている。
その医者が本当にいるのか、この話を信じるのはあなた次第。
ナツメ「っていう半分都市伝説的なやつ」
らだお「面白いですね」
俺は不思議と興味を持った。
医者は嫌いなはずなのに、大っ嫌いなはずなのに、それでも俺は興味を持った。
何故か分からない。
どうしようもないくらいに気になった。