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あの…声はなんなんだろう…
絶対に言われていないけれど…そう言われているように聞こえる…
ﾋﾟｺﾝ
まふゆ「…？」
絵名から…か…
あのとき以来話すのは初めて…
文章なら…大丈夫っ…な、はずだから…
えななん【雪、今日えむちゃんが雪の元気がなかったって言ってたんだけど…】
文章なら大丈夫だっ…！
えななん【や、やっぱり辛いよね…私も辛い…あんなことがあってすぐに立ち直れるひとはいないと思うし…】
えななん【けど、!!なにかあったら言ってよね！抱え込んだままは良くないからさ】
雪【うん、でも今は大丈夫だから】
えななん【わかった、でもなんかあったら本当にすぐ言ってね！】
雪【うん】
心配…かけたくないし…
謎の声が聞こえるなんて…
言えないよね…
次の日
まふゆ「今日は気分転換に出かけようかな…」
まふゆ「いい…天気…だな」
まふゆ「っ…‼︎」
まふゆ「かな、で……」
奏「あ、まふゆ」
奏「会うの…久しぶりだね」
奏「その、大丈夫？」
まふゆ（奏は、、大丈夫だっ…普通に話せる、！）
まふゆ（奏なら…今のこと、話せるかも…）
まふゆ「奏…ちょっといい、？」
奏「うん、いいよ」
奏「謎の声が聞こえる、？」
まふゆ「そう…なぜか、奏だけ大丈夫…」
奏「そ、そうなんだ」
奏「なにか、解決できないかな…」
奏「そうだ、！私が、曲を作るよ‼︎」
まふゆ「え、？」
奏「私の曲で、まふゆを救えるかわからないけど…」
奏「ちょっとでもまふゆは救われてほしい、！」
まふゆ「ありがとう…奏…」
奏「家にお母さんとかがいるなら、私の家に来てもいい」
奏「私にできることなら全部する」
奏「悩んでることは全部、言ってほしい」
まふゆ「ありがとう…ありがとう…奏……」
まふゆ「しばらく、奏の家にいたい…」
奏「そっか、わかった、いいよ」
奏「じゃあ、今から行こっか」
まふゆ「奏、」
奏「どうしたの？」
まふゆ「どうして、自分だけずっとずっと抱え込むの？」
奏「え…？」
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