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︎︎ ︎︎In 青葉城西高校 校長室
校長「 誠にッ…申し訳ありませんでしたッッ(土下座) 」
「 …………え、なんで???? 」
校長室に呼ばれて入るなり、
ハゲ頭のおじさんに土下座された。
隣にいる伊地知はあたふたしてる。
校長「 本当に…、私とした事が… 」
伊地知「 えっと…、一体何が? 」
おずおずと伊地知が尋ねる。
校長「 その…、厳重に保管しろと言われていた例の物が、先日から見当たらなくて… 」
「 ……は?無くしたってこと?? 」
思わず出た素朴な疑問に対し、
校長らしき其の人物は頭を床にぶつけた。
恐らく全力で究極の土下座。(は)
校長「 本当に…切腹致します!!!! 」
伊地知「 かっ、顔を上げて…!…でもかなりマズいですよ普天さんんん!!!五条さんに怒られるぅ…、 」
「 ………はあ。 」
今回の任務は、この青葉城西高校にある
特級呪物、【宿儺の指】の回収、のみ。
厳重に保管させて今日、私が取りに来て
はい終わりっていう、超絶簡単な任務だった。
………は ず な の に。
見当たらない??無くした???
つまり、指を見つけるまで私は
帰れないという訳だ。
誰だよ盗んだやつ
仕事増やしやがってチクショウ🫵🏻🖕🏻🖕🏻
「 防犯カメラは? 」
校長「 この部屋の防犯カメラ、何故か作動してなくて…… 」
「 いやまあでしょうね 」
だってバリバリ呪霊が遮ってるし
三級にも満たない程度だけど
ムカつくから祓っておく。^_^
「 もーーめんど。どーすんの?伊地知 」
伊地知「 大方予想はついてるでしょう。このまま引き続き任務続行です。回収するまで、当面の間は帰れませんね 」
ここ宮城ですから。と付け加えた伊地知
真面目に盗んだやつ呪い殺したいな
校長「 切腹…………、 」
「 いいよ顔上げな。そもそもパンピーに宿儺の指なんかの保管を頼んだ上の奴らが悪い 」
伊地知「 ((ほんとそれ)) 」
特級呪物だぞ?宿儺様だぞ??
危ないなんてこと一目瞭然なのにさ
「 とりま今は呪物の気配はないし、帰るねーー 」
校長「 はい、 」
「 伊地知は私の家用意しといて 」
分かりました、とスマホを持って
何処かに電話をかけにいく伊地知。
「 じゃ、またね 」
机に出されていたお茶をぐいっと飲み干して、
部屋を出ていった伊地知の後ろを追った。
__________NEXT.