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蒼皓
微 瑞緋 要素 有
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「 お帰りなさいませご主人様 .. ! 」
そう言って彼を出迎えるのは彼女の初兎。控えめなメイド服を身にまとい頭にはうさ耳を付け仕事でお疲れの彼を癒す。
「 … は ? 」
理解が追いつかない彼は玄関で立ったまま瞬きもせず止まってしまった。
「 ま、まろちゃん !? し、しんだ !? 」
ピシッと固まってしまった彼を見て少々巫山戯てそう言う。親友の言う彼を癒す方法と言うのを試したが、もしやこれは自分が恥ずかしい思いをするだけだったのかもしれない。親友が言うには .. 「 濮だったら お疲れで帰ったお家に メイド服着て ケモ耳付けた りうちゃん が いたら 疲れなんて 吹き飛んじゃうよー !! 」だそうだ 。親友の相方である彼も同じなのではとアドバイス通りにしたものの恥ずかしいは彼は固まるわでどうしたものか。
「 初兎 .. 」
やっと声を発した彼だが様子がおかしい。
「 ん ? 」 と首を傾げると
「 なんでこんな可愛い格好 .. !! 誰に教えられたん !? なんでこうなったん !? 」
なんて興奮気味に言うものだから困って
「 お疲れのまろちゃんを癒そうと思って .. 」
と言うと、にまぁと頬を緩ませ抱き締めてきた。
「 いやほんま元気出た .. 」「 あれ言って ご飯にする .. ? 」
変態気質な彼に少し戸惑いながらも疲れが取れたならいいかと思い一旦従う。
「 ご、ご飯にする?お風呂にする?それとも .. 濮 ? 」
少し照れながら言うと彼は唐突に口付けを落としてきて、
「 もちろんしょにだに決まっとるやろ っ !! 」と
ぷち と 何かが切れてはいけない音がした気がした。
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