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博麗の一族に、一人の少年が生まれた。名前は◯◯。博麗家の長男。普通なら、博麗家の子供は神の力が宿っているのだが、彼は歴代の中でも、力が最弱だった。いや、力がないと言っても過言ではない。そんな、◯◯に対しての周りの態度は冷たかった。
父【◯◯···。お前は博麗家の恥だ···。】
母【何でアンタはそんなに霊力がないの?!】
◯◯【っ···。】
モブ1【あの子は弱すぎる。】
モブ2【あんな奴ゴミに等しいだろ···。】
◯◯【っ···!】
このように、◯◯は日々苦しんでいた。時には文句、時には暴言、時には暴力など、◯◯のこころは、もう限界だった。そして、長い月日が経った頃···、博麗家に、一人の少女が生まれた。名前は博麗霊夢。博麗家の長女。なんと、彼女は歴代の博麗家の子供でも、トップクラスに強い霊力を持っていた。どのくらい強いかというと、歴代の子供が、5〜10年くらいで覚えた技を一週間で覚え、どんなに強い妖怪でも、一瞬で退治出来る程だった。そんな霊夢を両親は、溺愛し、村の人達も、霊夢の事を、信頼していた。
父【霊夢!お前は博麗家の自慢の娘だ!!】
母【本当ですね〜!あの子とは大違い!】
◯◯【···。】
モブ1【いや〜!まさか、今回の博麗の巫女様が、こんにも、お強いとは···!】
モブ2【本当だ!あのゴミとは大違いだ!】
◯◯【っ···!】
◯◯は、もう耐えられなかった。霊夢は褒められ、自分は邪魔者扱いされる。◯◯は、泣きながら、家を飛び出した。森中を、歩いている時に、◯◯は、とある種族と出会う。
?【ん?君は···、】
◯◯【っ!貴方達は···!】
◯◯が出会った種族は、(アマゾン族)という、妖怪一族だった。博麗族とアマゾン族は100年ほど前から、敵対関係と、言われていた。◯◯は、アマゾン族にこれまでの事を全て話した。すると、アマゾン族は···、
アマゾン1【ほう。なら、私の村に来い。】
アマゾン達がそう言うと、◯◯は、気絶した。目が覚めると、◯◯はベッドの上に居た。ふと体をみてみると、筋肉がムキムキになっており、緑色に光る線があった。これはなにか?とアマゾン達に聞くと、
アマゾン2【今日から君は、半分人間、半分アマゾンだ。】
そして◯◯は、次のような選択に迫られる。
1つ目は、このまま博麗家へ帰るか?
2つ目は、この、アマゾン村でアマゾン達と、一緒に過ごすか? だ。
◯◯【僕は···、】
彼が選んだのは、アマゾン達と一緒に過ごす事だった。それから、アマゾン達との生活が始まった。いざ過ごしてみると、博麗家より豪華な食事に、色々な事を自立出来るように、色々な事を教わった。◯◯は、質問してみた。
◯◯【博麗の一族を倒さないんですか?】
と聞いてみた。するとアマゾンは、
アマゾン【彼女達はまだ私達に対して、攻撃を仕掛けて来ない。いつかは共存したいと考えている。】
と言った。◯◯はその言葉に憧れ、これからもアマゾン達と過ごす事を決めた。
しかし···、そんな幸せは、長く続かなかった···。
ある日、◯◯が、狩りから帰ると、なんと、村が滅茶苦茶にっていた。それをしたのは、博麗の一族だった。彼女達は、次々とアマゾン達を殺していった。そこには、自分の妹、博麗霊夢の姿もあった。◯◯は、ただ愕然と、見ていることしかできなかった。
戦いが止み終えると、霊夢の父は帰って、アマゾン族全滅を祝い、宴会をするらしい。◯◯にとっては、それが気に食わなかった。そして、◯◯は、一番お世話になったアマゾンの元え、駆けつける。
◯◯【アマゾンさん!!(泣く)】
アマゾン【◯◯···、最後にこれを···、】
そう言って渡された物は、ネオアマゾンズドライバーだった。
アマゾン【これで···アマゾンにな···れ···。】
それを最後に、アマゾンは息を引き取った。◯◯は怒りに燃え、ネオアマゾンズドライバーを握りしめ、博麗神社へと歩き出した。