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『行ってきます』
と手話で伝える。心配そうに見つめる母を眺めながら大丈夫、と目で訴えるそれを読み取ったのか手を振り返してくれたもちろん僕も心配だそれでも、ドアに手をかける_
「(人…多いな)」
学校に着いたわいいものの…人多すぎて酔いそう、
とりあえず体育館いくか、流石に入学式に遅刻は…
着いた、けど皆席ついてる、僕もいくか
それにしても今年は本当に多いな、母さんも後で来るって言ってたしまぁ大丈夫か…
「え〜ここからは生徒会長伊吹さんに頼みたいと思います」
なんて言ってるんだろ、やっぱ特別学級行っとけば良かったかも、…いや!それじゃ美術部入れないし
頑張って読み取ろ…
「改めまして生徒会会長の長倉 伊吹と申します我が校は___」
髪…ピンク!?珍しい地毛かな、?そもそも地毛で
ピンクになる事あるのかな?…これ以上は失礼か、
ま、髪色も個性か~
「!」
隣で誰か手話してくれてる!ありがたい
多分副生徒会長かな?凄い丁寧にやってくれてる
助かる、
入学式終了
教室…確か1-Bあ、あった
うわもう仲良くなってる子いる、怖馴染めるかな、
ガラガラ
「はーいここの担任になる…【黒板に書く】」
照島 准だ!皆よろしくな!
…照島先生か母さんに言ってもらってるし大丈夫だと思うけど、やっぱ心配だな…
「とゆう事で!先生皆の事もっと知りたいから名前と趣味!教えてくれないか?」
「自己紹介しろってこと〜?」
「おう!これから5分やるから考えてくれ!」
自己紹介…?あんまやりたくないなぁ
てゆうか意外と口元でも読み取れるな
なんて言おうかな、普通に絵が好きでいいか
「じゃあ…最初は青木!出席番号順な!」
「はーい」
〜〜〜終わって??の番
「じゃあ次!」
『初めまして僕の名前は川上 玄です僕は耳が聞こえません。』
「…?」
『「あぁ、ごめんな俺が翻訳するからもう1回言ってくれ」』
「コク」
「初めまして僕の名前は川上 玄です僕は耳が聞こえません」
コソコソコソコソ
まぁ、急に耳が聞こえないなんて言われたら焦るよね…理解してくれるといいな、
『趣味は絵を書くことですそれ以外は小説を読むことです。』
「わかったか?まぁ、見ての通り川上は耳が聞こえない!それでも仲良くしてやれよ〜?」
自己紹介終わり
「今日の説明はここまで、帰ってもいいがその前にどの部活に入りたいかだけ紙に書いといてくれ」
部活…かな?まぁ、美術部だよなぁ当たり前に。
・バレー部
・サッカー部
・茶道部
・吹奏楽部
・バスケットボール部
・陸上部
・美術部
・野球部
・写真部
・文芸部
・弓道部
・テニス部
・ダンス部
結構多いな、ダンス部なんてあるんだ初めて知ったな、とりあえず丸つけて提出すればいいのかな、
じゃあ帰るか提出し終わったし
ドンッ
「ぁ、」
『すいません』
「あぁ、気おつけたまえ起き上がれるか?」
コクコク
「ではまた会おう」
変な人だったな、見た感じ…2年生なのかな?
紫髪…覚えとこ忘れるかもだけど
てゆうか早く帰らないといらない心配かけちゃう、
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