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大「そうと決まれば!!デートだな!!!」

翔「はぁ…?!」




<翔太side>


ー翌日。


大「おーでかけっ!おーでかけっ!」

涼「佐久間楽しそうだね。」

ラ「お出かけ楽しみなの?」

大「だって~!お出かけ久しぶりだし!」


亮「あ、昨日の夜調べてみたんだけどさ!」

康「おっ!新情報?!」

蓮「何か手がかりありました?」

亮「えっとね…!」


阿部ちゃんが言うには、近い存在に片思いをすると花吐き病にかかりやすくなるらしい。片思いの相手と一緒にいる間は花を吐かないという事例が少なく無いらしい。


照「…メンバーか?」

康「ありえるなあ!」


みんな、やっぱり仕事の関係もあってか1番近い存在で思いつくとすればメンバー。考えうる限り1番怪しいということで満場一致だったらしい。


照「じゃあ、二手に別れて割り出してくか?」

蓮「いいですね、それ」

ラ「さんせーい!」


最初は4人とお出かけ、花を吐かなかった方の4人をさらに2人にわけてお出かけ、最終的に残った人が片思いの相手の可能性が高い。ということに落ち着いた。


辰「照、佐久間、阿部ちゃん、俺が最初に行くね!」

翔「わかった。」


亮「じゃあ翔太、よろしくね!」

翔「うん、よろしく。」

辰「じゃ、行こっか!手繋ぐ?」

翔「…うん……//」

照「え、翔太照れてんじゃん笑」

大「ずるーい!佐久間さんも繋ぐ〜!!」

翔「いや、まじ恥ずい。」


ふっか、佐久間と手を繋いで他愛もない話をしながら歩く。いつもはみんなでワイワイゲームしていることの方が多いから、たまには歩きながらゆっくり話すのも結構楽しいかもしれない。

そんなことを考えながら公園についた途端、猛烈な吐き気に襲われてその場に蹲(うずくま)った。


亮「のんびりするのもたまにはいいね。」

翔「そうだ…な……ッ、ハッ…ッハァッ……」

辰「しょっぴー?!大丈夫?!」

翔「……ッア…ッカハッ、ッハァ…アッ……」


しんどくて意識が朦朧とする中、自分が吐いたものが目に入る。この前吐いた花と同じ、小さな白い花と紫色の花。

だんだんと意識が遠のいていく、みんなが俺を呼ぶ声が小さく、小さく、俺は意識を失って何も聞こえなくなった。


to be continued…

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