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番組スタッフから伝えられたミッションは――
🎙「このあと、2人1組で沖縄観光に出かけてもらいます!」
「ただし、ペアは男子から女子を1人ずつ指名してください」
先に指名する順番(くじ引きで決定)
海翔
陽向
蓮
蒼空
💛【1番:海翔】
海翔(軽音部・ゆるふわ)は周囲を見渡し、少し微笑んで言う。
「最初は…志保ちゃんと、一緒に行きたいです」
→ 志保は少し驚いた顔をしつつも、丁寧に頷いて「うん、よろしくね」と微笑む。
📝(周囲の男子がややざわつく。全員が志保を気になっていたため、早くも競争スタート)
💚【2番:陽向】
「迷うわ〜〜〜…!」と頭をかきながら、陽向(サッカー部・明るい関西弁)は大声で言う。
「よし!心春ちゃん!元気ペアで行こや!」
→ 心春は「うん!楽しそ〜!」と即答。テンションぴったり。
💜【3番:蓮】
少し沈黙のあと、静かに目線を合わせる。
「…美月さん、よければ一緒に行きませんか?」
→ 美月は静かに「はい」と微笑み、安心した表情。
💙【4番:蒼空】(残り1人)
蒼空は少しだけ悔しそうな顔で志保を一瞬見つめるが、表情を切り替えて
「梨乃ちゃん、もし良ければ」
→ 梨乃は「ありがとう。よろしくね」と、優しく応じる。
🐠水族館デート:新ペアでの初めての時間
① 志保 × 海翔
静かで落ち着いた志保に対し、海翔はゆったりした話し方で話題を振る。
海翔「ここにいる魚たち、なんだか癒されるよね。志保は、学校のバドミントン部での一番楽しいことって何?」
志保「試合でチームが勝った時かな。みんなで喜びを分かち合う瞬間が好きなんです」
話しながら、少しずつ距離が縮まっていく二人。
② 陽向 × 心春
陽向の明るいテンションに、心春も負けずに元気いっぱいに返す。
陽向「この水族館、デートスポットとしても最高やな!心春はどんなデートが好き?」
心春「えー、私、思いっきり遊べるのが好き!例えばテーマパークとか!」
陽向はそんな心春の無邪気さに笑顔が止まらない。
③ 蓮 × 美月
美術好きの二人は、静かな空間の中でゆっくりと会話を重ねる。
蓮「あのクラゲの展示、光の使い方が面白いよね」
美月「うん、私もあの淡い光が好き。静かな場所でじっくり観察するのが好きなんだ」
お互いの趣味を共有しながら、心が通じ合う瞬間。
④ 蒼空 × 梨乃
スポーツ男子の蒼空と、おっとり系の梨乃は、ゆったりペースで水族館を楽しむ。
蒼空「梨乃は普段、どんな音楽聴くの?」
梨乃「クラシックとか、ピアノ曲が多いかな。蒼空は?」
蒼空「俺はアップテンポの曲が多いけど、こういう落ち着いた曲もいいな」
意外な一面を知ってお互いに驚く。
🍽️夕食タイム
4組が水族館を満喫したあと、みんなで地元の沖縄料理店に移動。
テーブルは大きな丸テーブルで、男女が入り混じって座るスタイル。
会話の様子
心春(志保の隣に座りながら、海翔の話題をチラリと聞く)
「ねぇねぇ、海翔くんってすごく話しやすくない?志保ばっかり見てるけど、もっとみんなと話したほうがいいよね!」
美月(小声で梨乃に)
「なんか、海翔くんの話し方って柔らかくて、安心感あるよね。私もちょっと話してみたいな…」
梨乃(頷きながら)
「うん、海翔くんって、すごく優しい雰囲気だよね。志保ばかりじゃなくて、私たちにも話しかけてほしいなぁ」
海翔のリアクション
海翔は志保の隣に座りながら、女子たちの視線や小さな会話を感じ取るが、まだ志保を気にしている。
海翔(心の声)
「志保が一番大事だけど、みんなともっと自然に話せるようにしないとな…」
志保の気持ち
志保はそんな女子たちの様子に気づきつつも、焦らず落ち着いている。
志保(心の声)
「海翔がモテるのは分かるけど、私もちゃんと彼のことを知りたい。焦らずに、ゆっくり関係を築こう」
テーブルの空気感
みんなが少しずつ距離を詰めようとする中、ほんのりとした緊張感と期待感が漂う。
志保と海翔の間には、これから試練になりそうな小さな波が立ち始めている。
シチュエーション
沖縄の海風が心地よい夜、みんなの食事が終わりかけたころ。
レストランのテラス席で、蒼空が志保にそっと話しかける。