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麗奈「あなたは誰?前に会ったことが?」ブラックウィッチ「私はブラックウィッチ。あなたとは会ったことがあるわ。」
麗奈「(確かにこの声どこかで聞いたことある声だわ。)
麗奈「私とあなたは1日か2日前に会ったと言ったわね。どこで会ったの?」
そう聞くとブラックウィッチがしゃがんで麗奈を見た。
ブラックウィッチ「天界よ。」
それを聞いて麗奈は驚いた。
麗奈(何だか美優姉さんの声に似てるわ。
ん?ブラックウィッチが身に付けてる腕輪見覚えがある気が・・・。
アッ!間違いない。あれは六年前私が十五歳の時美優姉さんの誕生日に買ったもの!
だけど、どうしてブラックウィッチが・・・まさかブラックウィッチの正体って美優姉さんなの!?
美優姉さんなら名前を呼べば振り向くはずよ。よし試して見よう!)
ブラックウィッチが後ろを向くと麗奈が大きい声で
麗奈「美優ねえさーん!」
と叫んだ。
ブラックウィッチ「近くにいるんだから大声で呼ばなくても聞こえるわよ、麗奈・・・あ。」
麗奈「う、嘘。美優姉さんがブラックウィッチのはずがない。」
するといきなりブラックウィッチが左胸をおさえて倒れた。」
ブラックウィッチ「ウッ!あー!」
麗奈「どうしたの?」
ブラックウィッチ「天自水危を・・・使ったから・・・発作が・・・おきてるの。」
そう言うとブラックブロードの数人がブラックウィッチを連れて濁水洞から出ていった。
残った真輝とブラックブロードは麗奈をどうするか話し合っていた。
話し合いが終わり真輝が麗奈の所へ来た。
真輝「悪いが、お前にはここで死んでもらう。安心しろ。すぐにお前の仲間も逝くから。」
麗奈「フッ!私が死んでも私の所へ仲間が来ることはないでしょうね。
あなた達が仲間より早く死ぬのだから。」
真輝「それなら試してみよう。お前達!こいつの首を斬れ!」
そう言われるとブラックブロードの一人が刀を振り上げ麗奈は目を瞑った。
だが、麗奈が目を瞑るとともにブラックブロード達の悲鳴や叫び声が聞こえてきた。
麗奈が目を開けると幸太達と奏太がいた。
幸太「王女遅くなって悪かった。怒ってるか?」
縄をほどきながら幸太が聞いた。
麗奈「ううん。」
幸太「よかった。ここは危ないから早く出よう。」
麗奈「分かったわ!」
麗奈が立ち上がった。
幸太は麗奈の手を握り走った。
水隊長「引き上げるぞー!」
水隊長の声を聞いて皆が洞窟の外へ出た。
するといきなり洞窟が崩れ、ブラックブロード達と真輝が下敷きになった。