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[三澄side]
み「来たって!!」
し「うわ、ガチで近かったんだ」
み「どうする…?」
し「どうするもこうするもないでしょ!!ミコトが訊いてよ」
み「無理だよ!!東海林が訊いて」
し「んー!!もう、こういう時はろくろーで!!」
く「はぁ!? ぼ、ぼくですか?」
「…あのー 」
く「はいっ??」(振り向く
く「き 、木林さん…」
き「お取り込み中でしたらすみません。たった今到着したところなのであまり状況が把握できてないのですが… 」
久部くんの背後にいつもに増してにっこにこな木林さんが現れた。久部くんには申し訳ないが、このまま対応して貰おうと目線を送る。
き「中堂さんについての聞き込みでしょうか。答えられることならなんでも答えますよ」
こんなにあっさり本題に入れるとは思っていなかったから少し戸惑う。だが、よくよく考えればこの人は私から連絡がきた時点でここまで想定していたのだろう。全てが完璧で逆に怖い。
し「…あの人に何かしたんでしょ? 」
き「まぁ 、何もしてないことはないですね 。」
み「彼を引き止めたとき 、彼は体に触れられるのを極端に嫌がっていました。貴方が何かしたからですよね」
き「少し乱暴したのは事実ですが、それはお互い様なので…」
み「質問しててもキリがないので話して貰えますか、中堂さんのこと。」
み「お互い様ってことは中堂さんも貴方に危害加えたってことですよね。」
き「正確には違いますが、そういうことになりますね。では 、できるだけ簡潔に──」