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「お疲れ様ですー」 明るい呼び声とともに現れたのはみらい先輩だった。
カゴを持っており中には玩具がジャラジャラと散らばった状態で入ってる
その中のひとつのものに私は見逃さなかった
「みらい先輩」
「ん?あれゆかりちゃん!今日出勤だったん
だーお疲れ様ー」
「みらい先輩、」
「ん??」
「みらい先輩また本番したんですか、?」
「え、、なんで、そうなるの?」
みらい先輩が不意をつかれたように目を丸くして、首を傾げる。
みらい先輩が持っていたカゴの中のひとつのものをおもむろに取り上げる
「これ」
みらい先輩の前に差し出すと、たしかに唖然とした
「あ、、」
焦りを隠すためかスっと右下を見る
「ごめん、ゆかりちゃん、また心配かけるようなことをして、」
「でもね!!でも、もう私は無理なんだよ、」
「……」
言葉が出ない。
その理由は……
「ずっと、何かを求め続けてる!いつか、誰かが私を必要としてくれるかもしれない!!そしたら、やっと報われるんだ、この長年の思いもきっと……!!」
みらい先輩が……
みらい先輩が何よりも苦しいことを知っているから。
「みらい先輩……」
またこのパターンだ。次の言葉が出てこない。みらい先輩を思う度にどんな声をかけたらいいのか分からなくなる。
私がどんな言葉をかけても報われることはない、……
「次は気をつけるからさ……!!、」
私では先輩を救えない、
お願い、お願い誰か……
みらい先輩を救って……