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( ^o^)<こんにちわぁぁぁぁ!
では、
注意書きは1話を。
どうぞ。
fw目線
朝、
社長の反応が、ほんの少し遅い。
返事が遅れるとか、
言葉が減るとか、
そういう分かりやすい変化じゃない。
ただ、
一拍、考えてから頷く。
それだけ。
……十分だ。
昨夜、
眠れなかったんだろう。
もちさんのことを、
考えた。
——想定内。
社長は、
優しすぎる。
だから、
余計なところで躓く。
「大丈夫?」
声をかけると、
社長は一瞬、迷ってから笑った。
『はい』
その“はい”が、
昨日より軽くない。
俺は、
迷わず距離を詰めた。
肩に手を置く。
視線を合わせる。
逃げ場を作らない、
でも圧はかけない。
「昨日、ちょっと疲れてたよね」
社長の目が、
わずかに揺れる。
——当たり。
「無理しなくていい」
「考えすぎると、
余計つらくなる」
責めない。
否定しない。
“考えなくていい”という
選択肢を渡す。
社長は、
その選択肢に、
すがる。
『……私、
変なこと考えてました?』
小さな声。
俺は、
即座に首を振った。
「変じゃない」
「でもね」
少しだけ、
声を落とす。
「それ、
ハヤトが傷つく考え方だ」
社長の眉が、
きゅっと寄る。
「貴方は、
裏切られた」
「それは、事実」
「そのあと、
ちゃんと選び直した」
——ここが、重要だ。
「だから今は、
“もう終わった話”を
掘り返さなくていい」
言い切る。
余地を、
与えない。
社長は、
しばらく黙っていた。
……踏ん張ってる。
『剣持さんが……
あまりにも……』
その先を、
言わせない。
俺は、
社長の額に額を寄せた。
距離ゼロ。
「社長が優しいから、
そう見えるだけ」
「もちさんは、
自分の行動を
受け止めてる」
「それ以上、
貴方が背負う必要はない」
“貴方は関係ない”
“貴方は悪くない”
その言葉を、
何度も、形を変えて重ねる。
社長の呼吸が、
ゆっくりになる。
——効いてる。
『……私』
「うん」
『考えすぎ、ですよね』
来た。
俺は、
微笑んだ。
「うん」
「社長は、
ちゃんとしてる」
「だから、
安心していい」
社長の目が、
潤む。
そして、
ゆっくり頷いた。
『……はい』
その瞬間、
違和感は、
“優しさの中”に沈む。
消えたわけじゃない。
でも、
浮上できない。
それでいい。
考え続けたら、
社長は壊れる。
俺が、
それを止めてる。
……正しい。
社長が、
俺の袖を掴む。
昨日と同じ動き。
でも今日は、
少しだけ力が強い。
『不破さんが、
そう言うなら……』
その言葉を聞いて、
胸の奥が静まる。
——戻った。
俺は、
社長の髪を撫でる。
「何かあったら、
すぐ言って」
「一人で考えないで」
それは、
本音でもあり、
封じでもある。
社長は、
俺に預ける。
思考を。
判断を。
不安を。
……これでいい。
違和感は、
芽のうちに摘んだ。
優しさで。
お疲れ様でした!
ハァ♡、、よい……
すっっっごくよい!!!!
では、では、
次→400♡
コメント
1件

すごく上手ですね。憧れます…主人さんのように書けるようになりたいです。