新たな妊娠ぱろ。
その前に結婚パロ。
今回はR18込みなので、お気をつけて…..
もりょき。
Side Ryoka
僕は男だけど、生理がくる。
普通に考えたら不思議なことだし、皆あまり信じてくれない。
それなのに、元貴はケロッと受け入れてくれて、今日で付き合って2年目になる。
つまり、今日は記念日。
元貴と僕はお祝いに、小洒落たレストランに行く約束をしている。
楽しみだなあ…..
「元貴…!」
仕事を早く終わらせて、お互い9時にあの公園のベンチで待ち合わせ。
最近、ありがたい事に忙しくさせて貰って、顔が目立つ様になった。
だから、今日はおしゃれはしたけれど、眼鏡と帽子で変装をしたんだ。
「りょ、りょうちゃん….!」
「いこっか…?」
「ん、」
柔らかく僕の手を取ってくれた元貴。
少し手汗をかいていて、緊張しているのかな…笑
「お二人様でご予約の大森様ですね。お席をご案内致します。」
「ふへへ、大森さんだってぇ、//」
「そだね…..」
あれ?いつもなら笑い飛ばしてくれるのに。
それに、さっきからカタカタと体が震えている。
「元貴、大丈夫?寒い?」
「いや、大丈夫」
「そっか…..」
「あっ、元貴」
「ん?」
「どこのフォークから使うんだっけ?笑 」
「あっ、え~と….」
そう他愛もない会話を楽しんでいたら、お料理が運ばれてきた。
メインは、僕が大好きなステーキ。
「わあっ….✨」
「りょうちゃんって、顔に似合わずワイルド物の方が好きだよね笑」
「そういう元貴はスイーツ大好きだよね〜」
「まあ僕もスイーツ大好きだけど♪」
「すっごく美味しかった!」
「んね、美味しかった…..」
「元貴、今日はどうしちゃったの?体調大丈夫….?」
「あ、うん。」
フッ。(電気消)
「えっ?! 停電??」
「もとき、もとき….!大丈…えっ 」
こちらに、ロウソクを付けたケーキを運んで来て下さる店員さんがいる。
「うわぁ、、きれい….✨」
「りょうちゃん、」
「ん?」
「僕と、結婚してくれませんか….?」
「え…?」
そこには跪いた元貴と、ロウソクの灯りで照らされている指輪。
「…..は、はい。」
「ほ、本当に??」
「ありがとう….!」
湧き上がる歓声と、僕から溢れる涙。
元貴は思いっきり僕を抱き締めてくれる。
ああ、幸せ。
僕、元貴にプロポーズされちゃったんだ。
「ん、グスッ….えへへ、、僕なんかでいいのぉ?」
「りょうちゃんじゃなきゃだめ。」
「OKしてくれてありがとう….」
「うん…..///」
「あ、ケーキせっかくだから食べようよ笑」
「うんっ、! 」
「んー!美味しい….✨✨」
「ふふ、良かった〜」
「りょうちゃん、指輪嵌めてもいい?」
「え、いいの、?/」
「嵌めさせてくれるんだ….//」
「はい、りょうちゃん。手出して」
「ん、/」
元貴の、白いけれど男らしい手が僕の指を持ち上げる。
「うわあ、きれい….」
「やっぱりりょうちゃんに似合ってる。それにして良かった…」
「ありがとう、元貴。一生大切にするね…?/」
「うん…/」
「すごく急な話していい? 」
「ん、いいよ」
「りょうちゃんってお式挙げたい?」
「あっ、、」
同性婚が認められたといっても、まだ偏見に塗れた世の中だ。
でも。
でも、元貴のかっこいいタキシードを見て、僕だけのものっていう証を見せたい。
「挙げたい。」
「元貴がいいなら挙式したい…//」
「……」
「あ、もちろん元貴がいいならだよ、、? 」
「大好き…..」
「へっ?//」
「お家帰ろ、 」
「あ、ちょっ!」
フォロワー様1400人記念。
いつもありがとうございます….✨
本当に愛してる。
ふふ、何気に結婚パロ初めて…..
ちなみに約1,900文字🫠
コメント
10件
最高だぁぁぁぁ、、!同性婚認められるといいなぁ
幸せ空間のお話だぁ(*´﹃`*) これが普通な世の中になるといいなぁ✨