テラーノベル
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⚠︎ATTENTION⚠︎
・恐らく病み作品です
・不快になる可能性があります
・上記が苦手な方はご注意下さい
日本side.
♪『ピロリロリン ピロリロリン』
日)___ッはぁ゛っ、…!
布団から跳ね起きるのと同時に肺が苦しい程の酸素を求め、
『死』を押し戻すかのように呼吸を命じているようだった
額を伝うじっとりとした汗を拭い、私はふと、自分の両手を見つめた
日)…、(夢の中で、水中に沈んでいた…?)
何処までも暗く、冷たい水の中
いつもは内容など忘れてしまうのに、今日は殆どが記憶に残っている…しかも温度まで感じられた
日)”ナニカ”に手を伸ばしていたような、…それに、助けを求めた…、?
…変な夢でしたね。
心の奥底にぽっかり空いてしまった『ナニカ』の感覚が拭えない
まるで、自分の一部をあの暗くて冷たい水中に押し込んでいるようで…
しかし、それを思い出す術は無かった
♪『ピロリロリン ピロリロリン』
午前四時半を告げるスマホのアラーム音が、私を現実へ引き戻した
カーテンから差し込む光はまだ薄暗い
日)…支度を始めますか、
私は布団から起き上がり、父さんを起こさぬ様に静かに洗面所へ向かった
いつも通り、顔を洗う
ジャー。と、水の流れる音が静かな朝の空気に溶けた
日)パシャパシャ…キュッ…ふぅ、朝ごはんは何にしましょうかね…
いつも通り、朝ごはんを作り始める
帝)ん゛…進めいちおく、火のたまだ…、
日)おはようございます。父さん。
父さんは大日本帝国として、国を動かしていた
戦時中の名残なのか、朝は寝ぼけて『進め一億火の玉だ』という挨拶を使う
お酒の力は偉大ですね(酔わせて話を引き出した)
日)ご飯は作ってあるので目が覚めたら食べてください。
帝)了解した…。
そしていつも通り、服を着替えて仕事へ向かう…筈なのに、今日は少し遅れた
日)…ぁ゛〜、(お腹の中がぐるぐるしてる…不快だなぁ)
少し遅れたが、電車には間に合いそうだ
日)それでは、いってきます。
#都道府県ヒューマンズ
しおもも
1,430
府 民@リムんな
6,566
ガラガラ…パタン
コメント
1件
うわ、もう2話…! 冒頭の跳ね起きる描写から一気に引き込まれました。暗く冷たい水中の夢と、温度まで覚えてるってところがすごく印象的で…心の奥底にぽっかり穴が空いた感じ、すごく伝わってきました。あと、お父さんの「進め一億火の玉だ」には思わずほっこり。日常の温かさと、主人公の中に残る冷たい感触のギャップが気になります。次も読ませてください🤍