適当にやってる系女子、割と強かった件について。
『ん?ぜーんぶ適当です✌🏻』
スズ・レイニー
3本線
1年生
巻き込まれ愛され体質
『いってきまーすっ!』
そう元気よく家を飛び出す
今日はイーストンの入学試験
その辺に落ちていた傘を手に取り、開く
『“私の命令を聞け”』
私を飛ばせろ
そう考える
フワッ傘が私を浮かせる
今はミニスカだけどまぁガーター着てるから大丈夫か
「フンフンフンフンフン」
「アンナアンナアンナアンナ」
変な人しかいねぇ((
「お~い!!そこの傘で飛んでる女の子~!」
『誰すかー!』
『てかパンツ見えてんだろうすけど大丈夫っす~』
『見られても減るもんじゃないし~』
「そう?じゃあいいや、」
降りろ
そう念じると傘が私を下ろす
『さっきの人いい人だったな』
…まぁ見てないし声しか分かんないけど😅
「君、女の子なのにパンツとか気にしないんだね」
『君は…筋肉フンフン君!』
マッシュ「いや誰なのそれ、
僕はマッシュバーンデッドよろしくね」
『私はスズ、スズって呼んで』
マッシュ「お互い頑張ろうねスズちゃん」
『ツァァ!!』
マッシュ「え何…」
『君顔がいい』
『あ、誰か出てきた』
モブ「あの方は…!!」
マッシュ「わざわざ炎から出てくるなんて…熱そう」
『最初っから立ってればいいのに…😩』
先生(アイツら絶対落とす)
先生(まぁそもそもアイツらのようなふざけた奴らは通るわけがないが)
筆記…
マッシュ「文字が動いてる…」
バキッ
マッシュ「ねぇ、動かれると困るんだけど」
ピタッ
スズ(わ~ぉ…怖い奴 )
スズ「…~♪」
マッシュ(歌…?)
モブ(あれは…!!!“歌姫”の声!?)
『……ねぇ、早く並んで?殺されたいの?それとも、私のステージに興味がおあり?』
『……早く並ばなきゃ……ね?』
そう彼女は決して大きくはない声で歌い、呟いた
しかし周りは彼女の歌に惹き込まれていた
…いや、魅入られていた
『…あ、人いるんだったねそういえば』
彼女はそう呟き、手に持っているプリントに目をやると文字は綺麗に整列していた
心做しか震えて
「アイツ…!!男前ナイスガイだな!!!
俺も魅入られてしまいそうだったぞ!!」
「声がデカイですライオさん」
「俺もアイツが気になりますね…」
「今年は豊作そうだな」
スズ(なんかうるさい…?)
最近MAMAMOOのHIPが好きですめっちゃ流行ったやつ
コメント
2件
なんか歌姫って言うワードがめっちゃ好き…。 「パンツ見えてても別に減るものはない」☜名言すぎる…(?)