mz視点続き
放課後、俺はちぐの家へと足を向けた。
本当は、こんなことをしていいのかわからなかった。
けれど、ちぐが何も言わないなら、自分が確かめるしかない。
インターホンを押すと、少し間があってから扉が開いた。
tg まぜたん?
ちぐが驚いたように目を見開く。
mz 上がっていいか?
tg え、でも、部屋散らかってるし!
mz いいから
強引に玄関をくぐる。
ちぐは戸惑っていたが、結局何も言わずに俺を迎え入れた。
部屋の中は確かに少し乱れていたが、それよりも気になったのは、机の上に置かれた数枚の紙だった。
病院のロゴが印刷された書類。
診断書。
mz ちぐ、これは?
手を伸ばそうとすると、ちぐが慌てて紙を隠した。
tg だめ!
mz なんで隠すんだよ
tg まぜたんには、関係ないから!
mz は?
tg 心配、かけたくないの、ッ
震える声でそう言われて、俺の胸が締めつけられる。
関係ないわけがない。
mz ふざけんなよ
tg ッッッ⁉︎
mz 関係ないわけねぇだろ
ちぐは何かを言いかけたが、すぐに口を閉じた。
静かな部屋の中、俺は 本当の答え を知る覚悟を決めた。
♡➡︎➡︎結構溜まったら
コメント
5件
ちぐちゃん、なんだろ?
一旦10までおした!! 明日1000ぐらいまでおしますっ!