“注意事項”
・二次創作
・ロフマオメイン
・世界滅亡した後の想像のお話
・空想上の化け物出てきます
・死ネタ
・半分(?)獣化します
これらが大丈夫な方はどうぞ!!!
とりあえず不破さんに導かれるまま、目的の場所に向かう。
「こっからなら…ここ右やな。」
「あ、左に曲がるで。」
「そこ右曲がってから真っ直ぐな!」
「ゼェ、ゼェ…」
「結構歩きましたね…」
「まぁ山近くにあるホスクラなんてあんま無いからしゃーないで。」
かなり歩いたが、不破さんの仕事場には中々着かない。
「…ん?待って。ちょっと待って。」
不破さんがそう声をかける。僕達は一旦足を止め、不破さんは辺りを見渡し始めた。
僕らもなにかがあるのか、分かったのかと思い、一緒に辺りを見渡した。
ずらっとビルや店や会社が並んでるだけだ。窓ガラスは割れていて、今僕らがいる地面にも飛び散っていた。
しばらくすると意外にも社長が声を先に上げた。
「…あ、分かったかもしれません。」
「えっ、え、僕だけ!?分からないの…」
2人は辺りを見渡しでどうやら安心をしているようだった。
「甲斐田、ここのレストラン覚えとる?大きな大爆発があった後に逃げてきた場所やで。」
「あぁー!!分かった!!甲斐田理解しました!!」
「良かったです。凄い荒れていて足場が不安定なので少し気をつけながら歩きましょっか。」
社長がそう言って、先を進んでいく。僕もそれについていった。
瓦礫を踏む音が辺りに鳴り響く。少し体制を崩しそうになりながらも、歩みを進めた。
黒い粘液が大量に流れてきた時は死を覚悟した。だけど今は黒い粘液が跡形もなく消えている。
黒い粘液に自我でもあるのだろうか?
不破さんの指示通り進んでいくと、歌舞伎町と書かれた少し派手な入り口に着いた。
「ふぅ…やっと着きましたね。」
「お疲れ様っす!」
電気の通っていない歌舞伎町は少し気味悪く思えた。沢山の看板やお店が廃れて劣化が激しい。
「こっから自分で歩くっすわ。ちょっとマシになってきたんで!」
「大丈夫ですか?キツかったらいつでも言ってくださいよ?この世界での我慢は危険ですから。」
「おけっす!」
「甲斐田さんもですからね。」
「はーい!」
不破さんは少し足の調子を確かめてから歩き始めた。まだ傷口が痛むのか不器用に歩いている。
「もうすぐで着くぞ。」
「…うわ〜、なんだか緊張してきたな…」
「ですね…強敵を目の前にしているみたいな気持ちです…」
「実際そうだと思いますけどね。」
不破さんがピタ、と立ち止まり、光を失った1件の建物に目を向ける。
「着いたで。ここや。」
「うわ〜…光がないホスクラってこんなに不気味なんですね…」
「な、ホラーよこんなん。」
「はっはっはw何があっても守りますから安心してください」
そうちょっとウキウキしているように見えた。こんな状況でウキウキできる社長はやっぱゴリラだ。
不破さんを先頭に次々と入っていく。
目的の場所に着いた。不破さんは鍵を取りに行くと言い、少しこの場から離れた。
「…ここに治す薬が…あるということですかね?」
「絶対ありますよ!必ず奪い取りましょう!!」
「…ですね!!」
そう力強く社長が返事をした。
しばらく待っていると、不破さんの叫び声が聞こえてきた。
「っへ、」
「この声、って…」
僕らは急いで声がした方向に向かった。
嫌だ、…アニキまでいなくなるなんて絶対に嫌だ、
色んな感情が混じりあっている。心臓がバクバクと強く波打っている。
声がしたところにやっと着いた。
そこには____
血にまみれたバッドを持った人と地べたに頭から血を流しながら倒れている不破さんの姿があった。
コメント
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ふわっちまで…
うそやん…