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琴寧
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織田信勝は崩れ落ちるように叫ぶ。
「どうしてだよおおおおおお!!
なんで兄上に負けたんだよおおおお!!」
柴田勝家と林秀貞 は頭を下げる。
「殿……此度は我らが吹き込んだのが原因にございます。どうかお許しを」
土田御前も続ける。
「実の弟を殺すのですか……」
「どうか私に免じて、見逃してください😭」
織田信長は静かに答える。
「わかりました。今回だけは許しましょう」
「自分が至らぬことが原因ですので」
そして続ける。
「でも瓦版は続けます」
「今回勝てたのは、瓦版の収益を兵にばらまいて士気を上げた結果です」
「瓦版を出していたのは、兵を養うための金を稼ぐためでした」
「たとえ守役にすら理解されなくても……😭」
柴田勝家は言葉を失う。
(……!)
そして柴田勝家は、静かに織田信長の部屋を訪ねた。
「……申し訳ございませぬ」
「この勝家、殿のお心を知らず、あのような真似を……」
「全て織田家のためだったのですね……」
「うっ……うううううううう😭」
信長は静かに続ける。
「もう良い」
「わかってくれれば、それで良いのだ」
勝家は頭を下げ、言葉を絞り出す。
「殿には勝てぬと、その恐ろしさがよく分かり申した」
「どうか、殿にお仕えさせてくだされ」
そして続ける。
「恐れながら……織田信勝さまの件、諦めぬ気配がございます」
「どうか監視役として、そのまま拝命をお許しください」