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続きです!腐を感じてしまった方はすみません!一応のっと腐です
太宰「あぇ、?」
目が覚める。
ふかふかの白い触り心地のいい感触を肌で感じ取られる。
ベッドか。
そしてそこは医務室のベッドだということに気づくのも遅くなかった。
がばっと直ぐに身体を起こす。
起こした筈。
太宰「んんん、?起きない、」
身体に力が入らないのもあるだろうが、
1番は私の布団の上に乗っかってるオレンジに似た色の髪のせいだろう。
太宰「一寸、中也?」
首だけ起こそうとして頑張るが、
思いっきりグキ、と音が鳴ってしまった。
太宰「イッッたぁ、、最悪だ、」
太宰「、、起きてッ!!」
それなりの声量だな。そうは思いつつ頭を転がす。
中也「ん?、、嗚呼、えーと、」
覚醒しきってない頭を働かして記憶を探る。
中也「ッすまねぇ重たかったか、。おはよう、体調はどうだ?」
明らかに申し訳ないという顔で尋ねてくるなり、
太宰「中也のせいで首グキって言いました」
中也「すまね、え?首?」
太宰「そんなことはどうでもいいのだよ。体調全然マシ。何かしたかい?」
中也「そんなこと、?まァマシなら善かった。首領に点滴とかうって貰ってたぞ。」
太宰「ふぅん。中也。」
中也「どうかしたか?」
太宰「少しでいいんだ。1人にしてくれても良いかな?」
中也「ぁえ、?」
太宰「私も混乱しているのだよ。少しばかり記憶の整理をしたいだけだからね。」
中也は驚いていたようだが。
中也「そうか。俺から云うことも今は特にねぇから、何があったら呼んでくれ。」
私が小さく顎を引いて頷くと直ぐに振り返って中也は出ていった、
バタン
太宰「ー、ッはぁ、」
中也のいた所を撫でる。まだあたたかみがあるのが感じられた。
記憶
中也「ぁえ、?」
中也に1人にして欲しいと言った時の中也は、唯驚いた岳の顔には見えなかった。
太宰「本当に心配してくれていたみたいじゃあないか、」
何処か、、瞳の奥底からか、
哀しみの感情が感じ取れてしまった、。
もう少し悪く云って仕舞えば、直ぐに泣き出しそうに瞳が揺れた。
本当に、
太宰「中也って誰よりも人間だよねぇ、。」
ノック。
コンコンと少し遠慮のある音が聞こえた。
外からは聞き慣れていた声。
中也「なぁ、おい。首領がそろそろ飯を食べろと。」
太宰「そんな時間になるのかぁ、入ってきて〜」
云うと直ぐに扉が空いた。
中也は何時も通りに姿を表して、片手に少し高そうなお盆。中には美味しそうなほくほくなご飯。
中也「あれだ、別に店の食べもんとかでいいとか言われたけど心配で作った訳では無いからな。暇だったから作った迄だ、」
俯き乍話して私の近くにあるテーブルにそっと置いていく。
其の動きが何か面白い。
太宰「ふッ、ふふ、ははは!中也ってば1人にして欲しいって云ったの深く考えすぎだよぉ!」
面白いなんて心の中で呟いてしまうとしっかりと面白いというのが感じ取れてしまい思いっきり吹いてしまった。
中也は其の声を聞いてバッと顔をあげ、安心していながらも照れているようだ。
中也「くそッ!、元気なのは良いがそこ迄戻らなくても善かったんじゃねえか?」
何時も通りキレながら笑う中也。
太宰「酷いなぁ中也〜!」
嗚呼、なんて楽しいんだろう。
この感覚がずっと残ればいいのに。
こんかい短いですね、!
なんか色々決まってないもので、( ᐙ )
遅くなってすみません!
これから試行錯誤すると思うので、リクエストも待ってます!