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らびゅ🫶💕〜!
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最終章.
七人は地下室へ向かう。
鍵は壊れていた。
誰かが内側から開けたように。
地下へ続く階段。
暗闇。
冷たい空気。
そして最奥。
そこには壁一面に残された子供たちの落書き。
「たすけて」
「まだここにいる」
「かえたい」
無数の文字。
その瞬間。
地下にいた”何か”が姿を現す。
しかしそれは怪物ではなかった。
火災の日。
子供たちを見捨てて逃げた施設長の罪悪感。
二十年間積み重なった後悔。
人々の恐怖が生んだ存在だった。
六人と凛花は真実を世間に公表する。
隠されていた事故も。
消された記録も。
すべて。
そして。
地下室は取り壊された。
最後の日。
凛花は誰もいないはずの地下で声を聞く。
『ありがとう』
振り返る。
そこには七人の子供たちが立っていた。
笑顔で。
次の瞬間には消えていた。
それ以来。
足音も。
話し声も。
ドアを叩く音も。
聞こえなくなった。
ただ一つだけ。
アパートを出る日に、管理人が初めて微笑んだ。
老人:やっと、あの子たちが帰れました。
そう言って深く頭を下げた。
凛花はその意味を知りながら、静かに微笑み返した。
地下室の扉は、二度と開かれる事はなかった。
コメント
3件
おかゆさん、最終章まで一気に読ませていただきました……! 地下室に残された子供たちの「たすけて」の落書き、あれが本当に胸に刺さりました。 でも最後は「ありがとう」と笑顔で消えていくんですね。怪物じゃなくて、施設長の罪悪感が生んだ存在だったという真相も切なくて。 管理人が初めて微笑んで「やっと帰れた」と頭を下げるシーン、じんわり涙が出そうになりました。素敵な終わり方でした。お疲れさまです🌷