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나나세 / ななせ
76
うたひめちゃん
269
ある寒い日の夜。
ようやく見つけた。
最愛の人を。
直哉(あれは…?)
一般人より背が高く、ガタイのいい男。
すぐに気づいた。
甚爾「…なんだよ。」
声をかける前に気づかれてしまった。
甚爾「そーゆーの目的なら、他当たりな。」
直哉「いや…俺は…」
(嘘やん…覚えてへんの…?)
甚爾「あー…そーゆー意味じゃなかったか?」
直哉「いや…」
甚爾「いいよ、別に。」
直哉(いいよて、着いてってええのかハッキリしてや…)
一瞬迷ったが、すぐに着いていくことにした。
甚爾「何黙ってんの。…童貞?」
緊張する俺をじっと見つめてクスクスを笑う。
甚爾「まあいいや。風呂入ってくる。」
直哉「お、おん…」
甚爾(ん、あいついねぇな。便所か?)
(喉乾いたし腹減った…。)
甚爾は乾いた喉を潤すように、一気にペットボトルの水を飲み干した。
甚爾(…なんだ…?)
(こんな時間に…眠くなるわけ…)
コメント
1件
おお、第1話からすでに緊張感がすごい…!直哉の「覚えてへんの…?」のとこ、めっちゃ切なかったわ。再会できたのに相手に記憶されてないパターン、心にくるね。甚爾のクールでちょっと S な感じもたまらん。最後の水の異変、次どうなるんだろう…続き気になる🔥