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数日後
壮はいつものように講義を受けていた
壮:…
壮:(さっちゃん…ゆっくりしてるかな?)
あれから咲月は,前の部屋を退去し,大学近くにあるアパートに引っ越した。大学も一時休学し,現在は実家で穏やかに過ごしている。
さらに,利久はと言うと,大学を強制退学処分させられ,現在は留置所で1人寂しく過ごしているとの事だった。
講義終了後
壮のスマホに咲月から連絡が来ていた
咲月:「電話して良い?」
壮:「良いよ。ちょうど終わったところ」
その後,咲月から電話が来た
壮:もしもし?
咲月:あ,壮ちゃん?講義お疲れ様!
壮:ありがと笑
すると,咲月はある提案をする
咲月:ねぇ,この後予定ある?
壮:特にはないけど
咲月:じゃあさ,大学近くの喫茶店で今から会わない?
壮:あ,うん。良いよ
咲月:分かった。着いたら連絡して〜
壮:はーい
その数分後,壮は目的の喫茶店に到着した
咲月:壮ちゃ〜ん
咲月が手を振って待っていた
咲月:お疲れ〜
壮:さっちゃんもね
咲月:まあ私は家だけどね笑
壮:まあな笑
そして,壮は咲月に質問する
壮:なぁ,さっちゃん
咲月:ん?
壮:あれから調子はどう?
咲月:おかげさまで良くなったよ。だいぶ心も体も軽くなった
壮:それは良かった…笑
壮:今日は今の現状伝えるために?
咲月:それもあるんだけど,まずはお礼が言いたくて…あの事の
壮:あ,うん…
咲月:本当にありがとう。壮ちゃんいなかったら今頃どうなってたか…
咲月:全力で,命がけで私を最優先に守ってくれて,本当に嬉しかった
壮:さっちゃん…
咲月:やっぱり壮ちゃん変わんないね笑
壮:え?
咲月:昔から困ってる人見たら放っておけないところ
壮:確かに…笑
壮:でも,こんな大助けしたのはさっちゃんが初めてだった
壮:高齢者,妊婦さん,迷子の子供,俺が助けたのはこんなくらい。それ以上にさっちゃんの事守りたかったのもあったから
咲月:壮ちゃん…
壮:今更?って思うかもなんだけど…俺,さっちゃんが好き。ずっと好き
壮は想いを伝えた
咲月はしばらく固まっていた
壮:今更?って思っただろ?笑
壮は自虐混じりに笑うが…
咲月:私も…
壮:え?
咲月:私もずっと壮ちゃんの事好き
咲月:最初はこの気持ちにずっと蓋をしてた
咲月:でも,あの件でやっぱり私は壮ちゃんが好きなんだって気付いたの
壮:…
咲月:私で良ければよろしくお願いします
咲月はそう言って頭を下げる
壮:こちらこそ,よろしくお願いします
咲月:ありがとう…壮ちゃん…
壮:さっちゃん…
2人の想いが実り合った瞬間だった
コメント
7件
よかった……! 本当によかったね。壮がずっと秘めてた思いを「今更?」って自虐を交えながら伝えたところ、胸がぎゅっとなった。咲月も「ずっと蓋をしてた」って言ってて、お互いに想い合ってたんだなって伝わってきた。助けた側と助けられた側じゃなくて、ただの大切な同士になれたのがすごく温かい。殺伐とした空気が一気に柔らかくなって、読んでてほっとしたよ。いい話をありがとう。
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