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顧問「いやぁ〜歴代最高に盛り上がったね〜!!」
顧問「すごく良かった!」
💧「それ毎年言ってるじゃないですか。」
🥂「ww」
💧「佐藤大人しく捕まりました?」
イブラヒムはライブ中に気になっていたことを何気なく顧問に聞く。
顧問「大丈夫だよ。佐藤君のことは大人達に任せて。」
💧「…分かりました。」
相田「そういえばローレンと葛葉先輩片付けそっちのけでどこ行ったんですか?」
🥂「あぁ〜」
🥂「ロレの鼻血と腕のアザが中々なもんだったから、ずはがライブ終わった瞬間に手引っ張って保健室連れて行っちゃった。」
相田「佐藤そんなことしてたんですか?!」
🥂「あ…まぁ」
💧「そんな感じのことではある?よな、」
軽音部のライブは無事盛り上がり、アンプやドラムを軽音部の部室へ運ぶ最中だった。生徒達は校庭で叶会長主催の花火大会が開催されていた。
🗝「ここの学校って文化祭並な体育祭してるよな〜」
🎲「確かにな、」
🎲「あっほら、保健室着いたから先生に診てもらって」
繋いでいた手を離し、ローレンを保健室に入らせる。
🗝「え?」
🗝「くっさんが手当てしてくれないの?」
🗝「保健医の先生多分校庭だよ、」
🎲「あ、えそうなの?」
🎲「しょうがねぇな…」
葛葉が仕方なさそうに返事をする。
🎲「椅子出して座って、」
🗝「…腕痛いからベッドでいい」
葛葉は取り出そうとしていた救急箱を棚から落としてしまう。
🗝「わ!」
🗝「大丈夫?くっさん、」
🎲「だ、大丈夫だから座ってて」
明らかにいつもと様子が違う葛葉の背中を見つめながらローレンは自分のネクタイを外す。
🎲「鼻血は止まった?」
🗝「うん、」
葛葉は振り向き、冷却できるものを手に取りローレンの正面に立ち尽くす。
ローレンはベルトを外し、シャツの裾を引っ張り出す。ボタンを外し片方の肩だけ露出する。
露出されたローレンの二の腕には掴まれたであろう形のアザがくっきりと残っていた。
🎲「…これ痛かっただろ」
葛葉は氷と水が入った袋をローレンの腕に当てたままそう言う。
🗝「…うん」
ローレンがそう言うと葛葉が泣きだしそうな顔でローレンを見つめる。
🗝「今は痛くないよ」
🗝「ライブしてドーパミンがやばい(笑)」
ニコニコしているローレンを見て、葛葉は安心したように話を繋げる。
🎲「…お前ライブ中俺の事見すぎ。」
ローレンは一瞬固まってしまう。
🗝「…だってまぁ、くっさんだし?」
🎲「答えになってねえよ(笑)」
葛葉は口元を緩ませながらそう笑う。
🗝「くっさんこそ!借り物競争の時のお題なんて書いてあったの…?」
🎲「…それは……」