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例のブツが届いてしまった。
今日届いている事を、奏斗は勿論知っている(配達完了お知らせメールまじくそ)。
〖届いたよね?今日帰り18時くらいになると思う。お出迎えよろしくね、俺のメイドさん〗
何楽しそうな連絡してんだ、私は今なんともいえない気持ちだよ。
着ないという選択肢なんて許されてないんだけどね。
もう少しで帰ってくる時間だし、とりあえず夕御飯の用意して、仕方なく、私は届いた段ボールを開封した。
🍷「ただーいまー」
帰ってきてしまった。
着るには着た、でもやっぱり奏斗の前に出て行きづらくて、壁に隠れて顔だけ出す。
🌸「…おかえり」
🍷「違うでしょ〜?ほらこっち来て、なんて言うの?」
めっちゃにやにやしてる。すごい楽しそう。
🌸「おかえり、なさいませ、ご主人様!」
🍷「うん、ただいま。いい子にしてた?」
🌸「〜〜〜っ」
頭を撫でながらからかうようにそう言われて限界だった。
反射的にしゃがみこんで、顔を隠すように丸くなる。
どさりと荷物を床に置く音がして、直後に奏斗の手が私の顎を掬った。
🍷「…かわい」
柔らかくキスをされる。
🍷「着てくれてありがと。めっちゃ可愛い」
🌸「かわいくない…!」
🍷「可愛いよ、すっげぇ可愛い」
甘い声で何度も囁く。
嬉しいけどそれ以上に恥ずかしくて、やめろというように両手で奏斗を押し返そうとしたけど、簡単に止められて今度はさっきよりも深く唇が重なった。
🌸「…ぅ」
🍷「っ………ン」
🌸「んぅ…!」
🍷「…ッは、………ベッド行こっか、ここじゃ痛いもんね」
🌸「〜着るだけ!」
🍷「んな訳ないじゃん。寧ろこっちがメインでしょ?」
軽々と私を抱き上げて、そのまま寝室に運ばれた。
さっきのキスで蕩けて動けないのはばればれか。
多分、今からもっと甘やかされる事になる。
🍷「…ねぇほんとに可愛いからまた着てね」
🍷「思ってた以上にキた」
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いちゃいちゃしたかったんだ…!
奏斗、メイド服好きかなぁ…???