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「どうぞ」

赤「お邪魔します」

勢いで部屋に呼んじゃったけど…

変なこと、しないよね?

大丈夫…だよね?

うん、大丈夫…

「ふぅ…」

赤「どうしたの?乾かしてあげるからおいで」

あぁ、怖い

京治先輩はきっと、あんなことはしない

でも、怖い

「ありがとう…ございます…」

赤「?」

ゴォォォオ

赤「髪綺麗だね」

「そうですか?」

赤「こんなに綺麗なんだから、ちゃんと手入れしないと」

「女子力皆無なんで」

赤「それはよく知らないけど…綺麗な顔してると思うよ」

「え?あぁ、…ありがとうございます…」

赤「…照れるな」

「こっちが照れます」

赤「ははっ…あ、虫」

「え!?いやぁぁぁぁ!!!」

赤「ちょっ、コードに引っかかる!落ち着いて!…あぁ!」

「いっ…たぁ…」

赤「大丈夫…?」

「大丈夫…です…ぇ」

赤「あ、ごめん…コードに引っかかって覆いかぶさっちゃんだ」

赤「すぐ退くね……」

「ぁ…ぁ、」

赤「どうしたの?ごめんね、!?」

「いや…ちが、くて、っ…ごめん、なさっ…はっ、ッッッ!」

赤「どうしたの!?大丈夫!?」

「ごめんなさい、ほんと、はっ…っ、は、」

赤「深呼吸して!」

「はぁーっ、っ、ごめんなさい、ごめんなさいっ!」

赤「大丈夫だよ、大丈夫だから、ね」

「う…ん、ぁ…」

赤「落ち着いて…」

ガラッ

黒「叫び声聞こえたけど大丈夫かー?…て」

孤「どうしたの、?」

赤「コードに引っかかって覆いかぶさっちゃったんです…!」

赤「そしたら、過呼吸になって、!!」

黒「愛!!大丈夫か、!?」

「ごめん、なさっ…」

「もうやだ、やめて、」

孤「落ち着いて、!」

「ごめんなさいっ、ちょっと、!!」

赤「あっ!」

黒「まて」

孤「過呼吸は収まってた」

孤「一人にさせよう」

赤「…そうですね」

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