「渚! 」
茅野ちゃんが渚くんを呼んだ
「…う、…」
どうやら渚くんは無傷らしい。なんだその有能な膜。寺坂が先生の死体に繋がっているらしき膜を手に取ったその時頭上から先生の声がした
「実は先生月に1回ほど脱皮をします。脱いだ皮を渚くんに被せて威力を殺しました。つまりは月1で使える先生の奥の手です」
上を見ると顔色を伺うまでもなく、真っ黒。ど怒りだ。
「寺坂、吉田、村松首謀者は君らだな」
「え、い、いや…渚が勝手に、!」
その時先生がバッと消えたかと思ったら一瞬で戻ってきた。その手にはクラス全員分の表札があった。
「…俺らん家の表札…」
「政府との契約ですから、先生は決して君達に危害は加えないが、次また今の方法で暗殺に来たら君達以外に何をするか分かりませんよ。家族や友人、。いや君達以外を地球ごと、消しますかねぇ」
5秒間で全員が悟った。“地球の裏でも逃げられない”どうしても逃げたければ、その先生を殺すしか…
「な、なんだよテメェ!迷惑なんだよォ!いきなり来て地球爆破とか暗殺とか、。迷惑なやつに迷惑な殺し方して何が悪いんだよォ!」
「迷惑?とんでもない!君たちのアイディア自体はすごく良かった。特に渚くん。君の肉迫までの自然な体運びは100点です。先生は見事に隙を突かれました。」
『(渚くんすご、)』
「ただし!寺坂くんたちは渚くんを渚くんは自分を大切にしなかった。そんな生徒に暗殺する資格はありません。」
「人に笑顔で、胸を張れる暗殺をしましょう君達全員それができる可能性を秘めた一流の暗殺者だ。暗殺対象である先生からのアドバイスです」
確かに、その通りだと私は思った。
「さて、問題です渚くん、先生は殺される気など微塵もない。皆さんと3月までエンジョイしてから地球を爆破です。それが嫌なら君たちはどうしますか?」
渚くんが笑顔で答えた
「その前に…先生を殺します」
「殺せない…先生、あ!名前、“殺せんせー”は?」
茅野ちゃんがそう言って先生の名前は
“殺せんせー”
で決定した
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