この作品はいかがでしたか?
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おはよー来
今回はちょっと闇系病み系ですね
瀬戸さんです
せとなつなつせとです最高ですね
そんしゃどぞらい
↓↓↓瀬戸さん闇に病みってます。結構閲覧注意、自傷行為あり
「アデュー…」
『瀬戸さん最近元気ないよね』
『だいじょぶか話きくで』
『体大事にして』
「大丈夫だってwあーねみぃー…寝るわおやすみぃー。」
『また眠いのw?』
『ちゃんと寝て』
『おやすみー』
………また心配された。
何も俺のことわかってねぇくせに。
「あー、死にてー。」
いつの間にか定着した俺の口癖。
別に何か辛いことなんてないのに。
俺っていていいの?
死んだほうがいいんじゃない?
みんながかわいそう
今からでも死んで…
〈ピンポーン〉
………宅急便なんか頼んでたっけ。
「おーい!せとー!」
…あー…そういえばなんか遊ぶ予定だったっけ、今日。
なつぴょんと、ジジィと…あと誰かいたっけ。
てか配信終わってギリギリに来んなよ。
ま、どーせいつもの俺でいればいい、そーすりゃきっと、なんにも起きない。
「あーい、ちょっと待ってー」
なんで俺ん家なんだっけ、
まぁいいや。
「あ、ポン酢もいたんだ。」
「はぁ?俺のこと忘れてたわけー!!?」
「うんポン酢近所迷惑になるから中入ろっかw」
…最近、瀬戸の様子がおかしい。
「わかる、なんかいじってくれなくなったんだよ。」
「やっぱりハッチャンもそう思う?」
「思う思う」
「…なつぴょんならさ、瀬戸のこと暴いてくれると思うんだよね」
「瀬戸の相談相手になってほしいんだよねぇー?」
ハッチャンとポン酢どちらにも相談して、どちらにも瀬戸のことをみてほしいと言われた。
それなら少し話してみます…と計画を立て始めた。
大丈夫…でしょ…瀬戸が無理してるだけだよね?
…よね?…そうだよね?
「俺らが調節して二人になれる時間をつくるから、瀬戸のこと暴いてくれる?」
「…あっはい…でも…」
でも、なんで僕なんだろ?
「なんでなつぴょんが瀬戸を見れっていうの気になった?」
うわーハチ山さん僕の心読めるんですねーすごーい(棒)
「え、なんで分かってw?」
「まぁ、勘ってやつ?」
へぇーすごーい(棒棒)
「んで、なんでかってのはさ?」
「なつぴょんのほうが仲良さそうだからーーー!!!??」
近所迷惑すぎるよポン酢さんw大丈夫かなぁw?
「ちょっしー!聞こえたらどうすんの!」
「あーー!さーーせーーん!!!!」
「はいはい許す許す」
適当だなぁw
「うん、まぁポン酢が言ったことが当たりなんだけど。」
「やっぱりなつぴょんのほうが話しやすいと思うんだよね?」
……僕のほうが……か。
「だから、お願い、瀬戸のこと…ちょっとみてやって?……ね?ポン酢?」
「えっ俺に言ってんの!!?混ざっていいの!??」
「いやもう、混ざってるだろw」
「まぁ俺もなつぴょんが話してくれたほうが話しやすいんじゃないかなって思うよ?」
いやテンションの切り替えすごいなぁw
「はいっ!頑張りますっ!」
「…wなつぴょんさぁ?」
「やっぱりみさとらんに似てきたよねw?」
「えっ」
「高い声になったらもうなつぴらんだよねw」
「なんですかなつぴらんってwらんしか合ってないしww」
「なつぴらん、よろしく頼むよ!」
「……は、はい…?」
「そこはなつぴらんで言えよ!」
意味わかんねーよ!w
「なんのゲームするの?ポン酢?」
「えっwお前ら決めてなかったの?」
「うん!まったく!ポン酢さん決めてよ!」
「えっ僕っすかぁ!?!?えー!!??」
近所迷惑になるのわかんねーのポン酢。
…あー…また他人責めてる
やめなくちゃ、変わんないと、だめだから
「…瀬戸ー?」
「…ん?あー、ごめん、ちょっとタイムー」
「タイムって、どこに行くの?」
「特別な部屋ー」
…って、適当な嘘つけば誤魔化せるだろ。
「ねぇほんとにどこ行くのってば!」
「…?ただのトイレだって」
「そうなの?はーい」
…多分、どーせ、俺ん家広いからわかんないだろ
ていうか、なんであいつあんなに俺の居場所なんて知りたがったんだろ…まぁいいか
ほんとは鍵閉めてぇーけど…仕方ないか…
洗面所の鏡に写った俺…なんかキモいなw
「棚…あった。」
カッター。
ティッシュ、包帯。
これが俺のいつもの三点セット。
ほんとはあいつらがいるとこでやりたくなかったけど
なんか…もう、もやもやが晴れなかったから
カッターを当てる。肌がプツプツ言ってるのが聞こえる。
前はカミソリでやったんだけど、なんか切りづらかったから、初心に戻ってカッターにしてみた。
それでも無理だったら、ほんとに最初にしたハサミで切ろう。
ハサミが俺の中で一番切りやすい。…と思ってる。
…一番最初に切ったのって…いつだったっけ。
…そんなの考えたって、意味ねぇか。
「………」
出てくる血をティッシュで拭き取る。
もう慣れすぎて、なにも感じない、
こんな痛みでは、苦しみは開放されない。
…だからって死ねない。
見てくれている人たちが、笑ってくれている人が…いる。
だから…
「せとー?」
「…!?」
はぁ!?なんできてんの!?
こいつ…俺のあとついてきたな…
(はやく…片づけないと…)
急いでカッターを洗って、
血を拭いたティッシュをまた別のティッシュで包んで投げ捨てて、
包帯なんてする暇ない、袖を戻して部屋から出た。
「あ!瀬戸!そこいたの?」
なんでいんだよ。クソが。
「…なつぴょん、ついてきてたの?」
「えっ、あ、いや、そういうわけじゃ…」
「…あ!ていうか、なにしてたの?そっち洗面所だよね?」
…どう誤魔化そ
「いや、風呂に水たまりっぱなの思い出してさ。」
「あー、そうなんだ。」
…怪しまれて…る?
「あのさ………せ…あ、いや、あのさ?」
「……………なに。」
「あの…ハッチャンとポン酢が…あの…二人でタイマンしたいんだって…」
「だから、僕らは…」
「なつぴょん見てきなよ。」
いいから、離れてくれ。
「…え、でも…」
「観戦しとけば?」
俺のとこ、来るな。
「…いや、でも…」
「離れろよ。」
来るな。
来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな。
「…………やだよ?」
「なんで?」
「嫌なものは嫌。ねぇ、瀬戸に聞きたいことがあるんだけど。」
いやだ。
「なんで最近…そんなに」
やめろ。
「元気、ないのかなぁって。」
いいじゃん。なんでも。
「ねぇ、教えてよ。心配してるんだよ?みんな。」
知らない。そんなの。
「だから、教えてくれな…」
「うっせぇ」
うるさい、黙れ。
「…でも」
「黙れよ。」
なんにも知らねぇだろ、俺のことなんて。
「出ていけ。」
「…瀬戸………って、あれ…それ…?」
俺の左腕を見てなつぴょんが固まった。
まさか…
「ねぇ、どういうこと?」
…………見つかったか。よく見たら、中指に血が垂れてた。
「………見た?」
「見たじゃないよ…なにしてるの…ねぇ、なんで…っ」
泣きそうな顔してる。なんで?
「…お前に関係ないだろ。別に何もないけど。」
「なくない!!」
……………しにたい
「……とりあえず、そこいて。」
「手当てする気?」
「うん、どこにあるの?救急箱的なもの」
「こっち。」
「これでよし…と。」
俺の左手首には器用に巻かれた包帯が赤く染まっていた。
「…これで何回目の自傷なの?」
「覚えてない。」
「あー…そー。」
…嫌われただろーなー。
「………えっと…さ。」
「俺、ほんとに瀬戸のこと…尊敬してる…。」
「…は?なに、いきなり。」
「お前と…一歳しか離れてないけど…一年だけ…先輩だけど…さ。」
「お前って、なんでもできるし、行動力とか…すごいと思うし。」
「表口悪いキャラだけど、裏はすごい優しいし…。」
「俺ずっと見てたけど、ほんとに…すごいなって、思う。」
なにがしたいの、お前。
「だからさ、お前は、もっと自分を好きになっていいんだよ。」
「………。」
「俺らのこと……頼れない?」
「えっ…」
「俺たち、そんなに頼りないかな…?」
「は、いや、そういうわけじゃ…俺…」
いや説得力ねぇ…俺だってお前らのこと嫌いってわけじゃないし…
「いいんだって。……どうなの?」
「ちげーよ!俺お前らのこと嫌いなんて…思ってないし…!」
それに…
「……瀬戸、教えてくれない?」
「どうして…そんな気持ちになっちゃうのか。」
「……………。」
「わかんない。」
わかんないんだよ。なんで、こんな気持ちになるのか。
「…時々、自分が嫌いになる。でも、なんでそんな気持ちになるのか…わからない。」
「きっと、無理しすぎてるんだよ。」
………。
「お前、なんでもやりすぎちゃうでしょ?無理してでもやりきろうとする。」
「でもさ、そこまでしなくていいんだよ…ね?」
「自分のペースでいいし、みんなが満足する自分でいなきゃいけないわけじゃない。」
「お前はお前でいいんだって。ね?」
なつぴょん…。お前…そんなこと思ってたの?
…でも、なんか…救われた気がする。
「………なつぴょん…。」
「なに?」
「……………………ありがと。」
「はぁ。ほんっと。」
「調子狂わされるわー!許さないからな!俺を心配させたこと!」
「ごめんってwもうこんなことやめる。お前に…正論言われちゃったから。」
「うん、それがいいよ。…あんなこと言ったけどさ?」
「……いつもの瀬戸でいてね?」
「……」
「当たり前だろ、クソウサギ。」
「はぁぁぁ!?あーもう、せっかく俺のいい言葉で終わるはずだったのにぃー!」
「こんの、クソメガネェー!」
「ふーん、やれるもんならやってみな?」
「よし、マ◯カで決めるぞ!ぜってぇ越えるからな!」
「あぁ俺もやってやるよ!」
「…よかったね、調子、取り戻したっぽい。」
「このまま病んだままだったらどうしよーかと思ったよー。」
「な、ほんと良かった。いつものせとなつに戻って。」
「そんじゃ、俺らもそろそろ戻るか、ポン酢。」
「あいよー、俺らも後で◯リカして決着つけますか!」
「ハチの力、見せてやんよ!」
「60歳の力じゃなくて?w」
「60じゃねーわ!」
あれから、俺は自傷もしてないし、自分のことを責めたりもしなくなった。
ちょっと気持ちが暗い日には、なつぴょんがすぐ駆けつけるようになってくれた。
「なつぴょん…」
「なに?どしたの?なんかあった?」
「いんや、なんでもない。感謝してるって。」
「誰が?」
「……俺が!!!」
「もー、素直じゃないなぁw」
「うっせぇ殺すぞ」
「あっはは、わかってるっての。」
「僕こそ、いつもありがとね、瀬戸。」
おじまい
あー、いーね。さすが、せとなつ。
うるアルジャン船の病み系ってあんまないからさ
ちょっと最近鬱ゲーにハマりかけてるので試作品としてつくってみました。
体調不良とか恐怖症とか以外にもこういうのもしたい。
奇病とか、バースとかもいいかもねー
現在、夢小説的なものシリーズを考えてます。
うるアルジャン船系もあれば、それ以外もできたらなーと思ってます。
ま、そんなものですかね。
そんじゃ
ばいらーい
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