「人って単純でもあり複雑でもあるよな。」
「そもそも人とは、生き物とは何故居るのだろうか。要るのだろうか?」
「生物をバランスよく保たせ、この地球で絶滅しないように生きるだけ、この生きるには一体何があり、何を迎えているのだろうか。」
「この世は弱肉強食、絶滅なんて意外とある。」
「例えば恐竜がいた時代。巨大隕石が降ってきて地球の温度が激的に低下、それにより地球にいる生物はほとんど絶滅してしまった。」
「もうこれで絶滅しないように生きる。というのはほぼ無理だ。」
「生き物どうしが手を組み合って平和で居ようと、必ず終わりがやってくる。」
「【永遠】なんてないんだ。」
「この地球もいつかは爆発して宇宙の塵となる…これは運命(うんめい)なのか、はたまた運命(さだめ)なのか、」
「僕は、明日で全てが終わる。」
「皆も薄々気づいているだろうが、僕は殺害犯として逮捕された。これまでの話も僕の話の1部だ。」
「明日は、釈放だ。」
「釈放されたって、もう社会から復帰など出来ない。犯罪は永遠に犯罪だ。」
おかしい。何かがおかしい。
永遠など無い。
しかし永遠の犯罪としての重みはある。
いや、ただの思い違いだ。
月日が経てば自分は老い、死んでゆく、
それは誰しもが通る道。
そして記憶から段々と消されていく、
例え、本に書かれていたとしても、
教科書に載ったとしても…
永遠なんて….
永遠…
明日。
僕は人生最大の選択をする。
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私たち読者にずっと語りかけてきた人。 警備員いわく、 「誰も居ないのにずっと本に向かって話していた。」 と言う。 一体何がしたかったのだろうか。