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saza
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水羽
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「ねえ寒くなら無いうちに、山奥の『奥の院』」に行ってみない?」山富士はフルタ女史に言った。「えぇ~!あんな不気味で縁起が悪い所にまた行くんですか?」フルタはびっくりした。
前の門跡、亜漕と彼らは奥の院で落ち合った。黒木夫人もいた。しかし彼らは道すがら、亜漕のほうが先に連れと歩いている姿を見た。しかし奥の院へは彼女は遅れて来たのだ。供物を忘れ、寺に戻ってまた山を登って来たと。そして亡き前門跡はここに祀られており、拝んで行くので皆は先に下山しろと言った。彼らが寺につくと、亜漕は御陀仏となっており、金隠氏が帰路で転げ落ちたと言った。
「暫くあたし達立ち上がれなくって、ショックが続いたけど、もう一年以上経つし、黒木夫人も誘ってお参りしたほうが良いと思うのよ…」
コメント
1件
あ、第63話読了しました〜! なんか…すごく不気味でゾクゾクしましたね。前門跡の亜漕さんが、先に連れと歩いているのが見えてたのに遅れてきて、しかも命を落とすっていう時間差の不気味さがたまらなかったです。しかも「転げ落ちた」って金隠氏の説明だけで済まされちゃってるのも、かえって怖い…。一年経って「お参りしたほうが」って言い出す山富士さんの心境も気になる!続きがすごく読みたいです☺️