テラーノベル
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黒木夫人は「山登り」には乗り気だった。彼女はお参りという意識が無いのだろう。「いいじゃない。秋になったし、涼しいし…」
三人はジャージで臨んだ。例のホコラのところ迄来た。「ああ~あたしもう疲れたわ!」と夫人は叫んだ。(若作りしても、アタシよりトシなのよ!)と山富士は冷ややかに夫人を見て「あら夕方になっちゃいますよ!」と言った。
フルタは今回は水筒を二本持参している。去年熱中症になりそうだったからだ。山富士も夫人もお茶は多めに持っている。
「このへんよねえ!亜漕さんを見たのは…」「そうよ誰かと一緒で」「誰かって亡くなった昔の門跡?」山富士が言うと皆無言で寒くなった…
月城 蓮桜音
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水羽
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コメント
1件
うわ、この不気味な空気感、めちゃくちゃ引き込まれました。黒木夫人の「山登り気分」と、山富士さんの冷めた視線の対比が絶妙で、三人の微妙な関係性が浮かび上がってくるようでした。そして最後の「亡くなった昔の門跡」のくだり……一気にホラー的な寒さが走って、続きが猛烈に気になります! 今回も楽しい読書体験をありがとうございます、frowerhairさん。引き続き応援しています!