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ひな@フォロバ!
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「おはようございます。 ライラスさん。」
「おっおはようございます! 初仕事受けにきました!」
仕事の受付の方に挨拶をした後仕事について説明してもらった。
受付のカウンターはヨーロッパ風の天蓋付きのおしゃれなものだった。
「私の名前はリーラです。 受付の時は名前で呼んでもらって構いません。 仕事の内容は亡くなった方の部屋や場所に残っている魂をこちらに持っていいただければ完了です。 初めての仕事とお聞きしましたのでお助けの方をお呼びしております。」
リーラさんは説明を終わらせると微笑み私を仕事に一緒に行ってくれるお助けの方を教えてくれた。
「No.1874のアグリさんです。」
リーラさんが紹介してくれたアグリさんは天使と言っていいのだろうか、いかにも天使ではない服を着ていた。小学校に1人はいたであろう、年中半袖、短パンのやつと全く同じ服だった。
「よっす! アグリでーす!! よろしくね!」
「あっ、よっよろしくお願いします…」
アグリさんは私の方をポンと叩いて言った。「そんなに緊張しなくていいんだぞぉ〜!」
リーナさんはため息をつきながらも、私達を送り出してくれた。
「行ってらっしゃいませ。 “無事に”帰って来れることを待っております。」
ついた所は「通学路 速度をおとせ」と書かれた、道路だった。
「んー、今回は児童が車に轢かれてそのまま亡くなちゃったケースか…」
アグリさんは腕を伸ばしながらそう言った。
何でそんなこと普通に言えるのだろうか…そんなことを思っていたらアグリさんは私に話しかけてきた。
「じゃぁ、チャチャっと終わらせよっか!」
「は、はい!」
「あれが魂だよ!」
アグリさんはそう言った後、半透明の人間の形をした”モノ”を指で指した。
「あれですか…?」
「ん? そーだけど?」
モノは血まみれになっていてピンクのワンピースを着た女の子だった。
女の子は宙にぷかぷか浮いていて手を触ってみると冷たかった。死体だから当然か……。
「天界まで早く持ってくよ? おーい!!」
「………あっ、はい!」
私はアグリさんとその女の子を抱えて天界へと持っていった。
「あ、お帰りなさいませ。 持ってこれましたか?」
リーナさんは行く前と同じ、無表情で迎えてくれた。
「あっはい! ど、どうぞ!」
私はそう言ってアグリさんと一緒に持っていたその女の子を渡した。
「ありがとうございました。」
リーナさんはそう言ったあと、少し微笑んだ気がするのは気のせいだろうか
「あの、アグリさん今日はありがとうございました!」
「えー? そんな感謝されるようなことしてないから〜」
アグリさんは照れくさそうに言った。
それからアグリさんと話をしていると、アグリさんの後ろから誰か、1人が立っていた。
「…アグリ……?」
「っ!? ああなんだ、ココラか…びっくりしたじゃねーか!」
ココラという人はアグリさんと同期なんだそう。
目には光がない、初めて見ると少しゾッとするような人だった。
けど、それはまるで、希望を失ったようだった。
「こ、こんにちは…ココラさん」
「……こんにちは」
そうだけ言うと、ココラさんは私の手を掴み、少し離れた場所まで連れて行った。
そして小さな声で言った。
「あなたは見たの? あのこと」
「え…?」
こちらを睨みつけるような表情でこちらを見る。
「私、分かるの。 ライラスちゃんが実験施設を見たんだってこと」
実験施設…昨日のことだろう
・ ・ ・
「ひっ…」
私は無我夢中で走り出した。
嫌悪感に襲われながら
あの死体たちを思い出すと吐き気がする。
もう、あんなの、見たくない。
・ ・ ・
「なんで、わかるんですか…?」
私は顔が引き引きつりつつも答えた。
そうするとココラさんは小さなため息をつき、口を開いた。
「やっぱり、見たんだね。 あの日のことは忘れたほうがいいよ 思い出しても何にもならなからね」
そう言うと、アグリさんがいた方へと走っていった
なんだったんだろう
「おーーーい! 何してたんだよ〜?」
「…いや、なんでもない」
アグリさんはココラさんの周りをぐるぐる回り、むーーーーーっとした顔で見つめているにも関わらず、ココラさんは呆れた顔でぼーっとしていた。
「ライラスちゃん?は何かココラから聞いたのかー?」
「い、いえ!! 何も聞いてませんよ!」
私の方を見つめ、アグリさんは聞くがそう答えると「そっか」と言ってさっきと同じことを繰り返し始めた。
「あっ、私、そろそろ宿に行かなくちゃなので! 今日はありがとうございました!」
それだけ言って、私は宿の方に向かった
なんで…ココラさんも知っているの…?
「…ライラスちゃんね…」