こちらの話は前話を見てから見ることをおすすめします。
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加「みんなを忘れたくない。」
ひ「──────」
島「──────」
武「──────」
遠「──────」
神「加藤さ─」
ア「加藤さん…」
ナ「…加藤…さん」
加「忘れたくない!忘れたくないのに!それなのにもう…覚えているのかすら分からない…」
加「まだ終わりたくない!」
加「まだ少しでも記憶があって欲しいのに!」
加「2人は忘れたくない…!」
加「夏、亜美菜!」
加「嫌だ…」
───加藤─ん───
───加藤さん───
───加藤さん!───
加「え…?」
神「一緒にクリスマスパーティーしよ!」
加「いいの?私なのに…」
武「何言ってるんですか!」
遠「加藤さんがウチ達を忘れても」
島「僕たちは」
ひ「絶対に加藤さんを忘れないから」
加「あ……ウグ…ありがとう…みんなのこと覚えられないかもしれないのに…」
武「ほら!パーティー楽しみましょう!」
ひ「プレゼント交換にビンゴ大会!他にも沢山ありますよ!」
―――――――――
武「みんな札はわたったー?」
全員「はーい!」
武「交換とかはナシ!」
武「じゃあ札に書いてる番号のプレゼントボックスを取ってね!」
神「これだな」
ナ「わーい!大きいぞ」
ア「重っ」
ひ「いやちっさ!」
武「なんか巻き方下手だな」
遠「ヤングドーナツ入ってないかな」
島「めっちゃ見える…スケスケやん」
―――――――――
武「じゃあみんな!開けて〜!」
神「わぁ!これGODIVAのチョコとかアイス沢山やん!最高!」
ひ「えーと…え…これB○本やん!マジ神!」
武「ヤングドーナツ詰め合わせ…」
遠「絵タブか〜ヤングドーナツが良かったな〜」
武「交換ありにしとけば良かった…」
ア「やった!」
ナ「姉ちゃんなんだった?」
ア「ひーみーつー」
ナ「えー僕はちなみに糸切りばさみだったよ」
島「ですよねーめっちゃ見えてまし
たもん」
ひ「しーくんなにー?!」
島「アン○ンマンカー…」
ひ「はっはっwひっひひひw」
加「賑やかだな…私は…花柄のマフラーだ」
加「嬉しいな」
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武「今日は楽しかったね!」
全員「うん!」
加「あ…雪」
加「マフラーつけよ」
ひ「めっちゃ似合ってる!」
加「ありがとう」
神「来年もまた出来るといいなー」
全員「そうだねー」
加「いけるといいな」
───その時ひとつの花が散った───
もう生えない根から消えた
林間学校の1月に繋がる…
───
作者 まつお
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