焦りながら走っていると、後ろから男の人に話しかけられた。
「ねぇねぇ!お嬢ちゃん!可愛いね一緒に遊ばない?」
ナンパ師だった。
だか彼女は気にせずに走り続けた
電車が見えた時、Coe.は何かを諦めたように、清々しい顔をした。
電車が動き始めていたからだ
「すぅ〜…走るかぁ…」
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
周りの人は耳を抑え、引いた顔をしている。
なんてったって、電車と同じ速度で走ってるんだから。
ガラガラバゴン
教室の扉を勢い良く開けた
「遅刻しました!」
とても素直だった
先生に怒られかけたが何とか回避した
Coe.は椅子を引き席に着いた
ねっむ…
そうボソッ呟いた
「また夜更かし?」
後ろの席のくににそう話しかけられた
「うん…」
くにはクスッと笑った
くには高校入学と同時に仲良くなった。
とても素直で優しい。アホだけど
一限が始まった。一限は委員会決めをするそう。
委員会を先生が黒板に書いて行った。
保健、体育、放送、生徒会
この4つの中からだったら1番楽そうなのは、放送と言う考えで、Coe.は放送委員会を選んだ。
「じゃあ明日委員会の集まりがあるから、活動場所に遅れないように!」
ありがとうございました。と言う日直の号令でクラス一同一斉に席を立った。
「くにちゃんは何委員会にしたの?」
休憩時間Coe.は何となく聞いた
「私?私は体育委員」
首を少し傾け答えた
「Coe.ちゃ((」
「「「ぎゃあああああああああああぁぁぁ」」」
くにが話そうとした瞬間、お化けでも見たかのような、悲鳴が廊下に響き渡った。
「なんだろ」
Coe.は不思議そうに廊下に出た
その後ろに犬耳を垂らしたようなくにが付いてきた。
Coe.は例のキャッキャしてるクラスメイト1人に聞いた
「なんの騒ぎ?」
「Coe.ちゃん知らないの?3年生のれる先輩だよ!」
突然知らない名前を出されたCoe.とくには、更にハテナが付いた。
「Coe.ちゃん!あの人じゃない?」
くにが指を指した先には髪色は虹色で、綺麗なオッドアイの先輩だった。
「はわぁ……/」
Coe.は先輩に見惚れた。
「あれがれる先輩…か…なかなか美人」
くにもとても驚いている。
「なんや呼んだか? 」
「ピョギィ!?」
「えぃゃあ!?」
さっきまで少し遠くに居たれる先輩がいつの間にか目の前にいたのだ。
Coe.とくにはとにかく、有り得ない驚き方をしてしまった。
「なんやwおもろいなww」
れる先輩はケラケラと笑っていた
「プシュゥーー///」
「あれ?隣の子ガス漏れしてるけど大丈夫なん?」
くにが隣を見ると、まるで、赤色風船が飛ばされている時のようだった。
「Coe.ちゃん!?」
くには風船Coe.を見て驚いた
「この子Coe.ちゃん言うんやね。ええ名前やん」
まるで太陽のような笑顔でニコっと笑った
「れるち〜!!!」
れる先輩の名前を呼びながら、トテトテと走ってくる、まるで小動物のようだった。
「ゆうちゃんやん!」
「なんで置いていくの〜! 」
2人は仲良さそうに話していた。
「んん… 」
風船Coe.は気絶から目を覚ました。
「おっ目覚ました」
目を覚ましたCoe.は再び顔を赤らめ、両手で覆い隠した。
「れる嫌われてるんかな…?」
れるは少しシュンとした。
「チラ…れるち行くよ!」
「えっ?あ…?え?またな!」
ゆう先輩?は時計を見て焦ったような表情をしながら、れる先輩を連れて、去っていった。
名前/橙原 くに
年齢/15歳
家族構成/父、母
コメント
5件
今回もさいっこー!✨️
おもろかったでー! とりま100しといた