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#えすてぃーぴーあーる
ささみさん
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「らぴ、す?」
呼ばれた声の方を振り向くと、紫の髪をした同い年くらいの男が、テトラポットに寄りかかって座っていた
「やっぱり、!らぴすッ、、!ひさしぶr」
lp「あの、、」
lp「どちらさまですか、?」
「ッ、、!」
so「あッ、いやぁ~はじめましてッ!俺は心音だよッ」
lp「心音さん、ですか…」
lp「何か御用ですか、?」
so「あ、そのねッ、遅い時間に見ない顔の人が居るな~みたいな!」
lp「じゃあ、なんで名前…」
so「な、なんとなくだよッ!(笑)」
so「それより、うちこない?」
so「その格好、あそこの海月病院から抜け出して来たんでしょ?」
lp「あ、はい…図星ですね」
so「じゃあ行こっか!」
そう言って心音さんは俺の手を引いた
so_視点
宿の掃除が終わり、気分転換に海に来た
俺の特等席である大きなテトラポットに寄りかかって、スマホをいじる
いつもはネットニュースなんて読まないのだが、ある1つの記事に目が釘ずけになった
_男子校生トラックに轢かれ…_
よく見かけるような見出しだが、思わずタップした
高校二年生の男子、海月らぴすさんがトラックに轢かれ、重症を負い…
so「、、、ッ!」
so「海月、らぴす…!?」
事故に合ったのは俺の双子の弟、らぴすであった
幼少期に親が離婚し、別々に暮らしていたため、らぴすとの記憶はあまりないが、海月と言う苗字からして、弟であることは間違いないようだ
らぴすは父さんに着いて行ったから、”海月”
so「俺は母さんだから、、”海凪”…」
so「間違いない、、、のか、?」
冷や汗をかきながら記事を読み進めようとすると誰かが走ってくる音がした
恐る恐るスマホのライトで音の主を照らすと
水色の髪、、昔と変わらない凛とした顔_
so「ら、ぴす?」
俺は迷わず駆け寄った
so「やっぱり、!らぴすッ、、!ひさしぶr」
lp「あの、、」
lp「どちらさまですか、?」
「ッ、、!」
衝撃の一言だった
まさか、兄の存在を覚えて居ないとは…
俺はとりあえず、あたかも初対面かのように話す
so「あッ、いやぁ~はじめましてッ!俺は心音だよッ」
lp「心音さん、ですか…」
lp「何か御用ですか、?」
本当にわからないんだ、と内心焦っている自分が居た
so「あ、そのねッ、遅い時間に見ない顔の人が居るな~みたいな!」
lp「じゃあ、なんで名前…」
so「な、なんとなくだよッ!(笑)」
so「それより、うちこない?」
so「その格好、あそこの海月病院から抜け出して来たんでしょ?」
らぴすは、海月病院の存在もよく分かって居ないようだ、親が院長だと言うのに
なんか、おかしい…?
lp「あ、はい…図星ですね」
so「じゃあ行こっか!」
やっぱりらぴすは病院から抜け出して来たようで、ほっとく訳にはいかず、自分が経営する浮月館へと手を引いた
コメント
1件
ささみさん、第3話読ませていただきました! 夜の海辺、テトラポットに座る心音さんと、病院から抜け出してきたらぴすくんの出会いの場面、すごく印象的でした。再会したのに「どちらさまですか?」って言われちゃう切なさ…でも「初対面のふりをする」という心音さんの選択に、双子の兄としての優しさと戸惑いが滲んでいてじんときました。海月病院の院長の子でありながら事情をよく知らない様子とか、「なんかおかしい」と感じる伏線も気になります。続きが楽しみです!