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ケイト
「それじゃあ、タルト持って
出直してきてね♪ばいばーい!」
エース
「なんなんだよ、アイツ〜!」
デュース
「倒しても倒しても湧いてきた
幻覚魔法か何かか?」
いや、あれは分身ね。そういう
血鬼術を使う鬼も何人かいたもの
エース
「それより、タルトがないなら門前
払いなんだろ?俺ら最初から手ぶら
じゃん。薔薇を塗るだけ手伝だわせ
やがって!」
グリム
「ちゃっかりしてるんだゾ」
デュース
「じゃあ、お詫びのタルトを用意して
出直しだな。放課後にでも、ハッ!!
やば!!」
『早く行くわよ!遅刻しちゃう。私
学校って初めてだから楽しみだわ!』
「「は?初めて、?」」
1限目[魔法薬学]
クルーウェル
「お前達が今日から俺のクラスに
入った新顔か。ふぅん。珍しい髪色を
しているな悪くない。日頃から手
入れを欠かさないように
俺の名前はデイヴィス・クルーウェル
気軽にクルーウェル様と呼んでいいぞ」
『クルーウェル様、でいいのかしら?』
「「!」」
クルーウェル
「子犬、気にいった。これから
何かあれば俺を頼るといい」
そう言いながら私の所
まで来て頭を撫でた
クルーウェル
「さあ、さっさと席に着け。授業を
始める
まず、基本的な知識として薬草と毒草
100種類の名前と見分け方を
お前らの小さい脳みそにたたきこむ
菌系類は別だ。散歩中に知識なく
口に入れて中毒にならないように、
いずれ覚えてもらう」
2限目[魔法史]
トレイン
「私は魔法史の授業を担当する、
トレインだ。こちらは使い魔の
ルチウス
君達には、この世界に繁栄をもたら
してきた魔法について学んでもらう」
ルチウス(猫)
「オ”ァ〜〜〜〜」
ルチウスはトレインの腕から降り
私の机に乗った
『あら、可愛いのね〜♪』
そう言ってルチウスを撫でる
トレイン
「あのルチウスが初対面の
相手に! ボソッ
すまないな、ルチウスが」
『いいえ、むしろ嬉しいくらいだわ!』
トレイン
「そうか。では悪いが、そのままで
頼む
私はレポートだけでなく授業態度
でも評価を行うぞ。居眠は許さない
では、まずテキスト15ページを
開いて
ドワーフ鉱山で〜〜〜〜だが、
この世紀には〜〜〜〜こととなり」
ルチウス
「オ”ァ〜〜〜〜 ファッ」
〜〜〜
3限目[体力育成]
バルガス
「俺はバルガス。お前らモヤシ共の
体力育成を担当することになった
優秀な魔法士は健全な肉体から!
見ろ。毎日卵を飲んで鍛えたこの
筋肉!
魔法士たるもの、体力がないとな
そんなわけで、次はグラウンド2周、
次に腕立て伏せ100回
君はその半分でいいぞ!女の子
だしな!」
『それなら大丈夫よ!なんなら
もっと多くても平気だわ!』
〜〜〜
休み時間になり、私達は
廊下を歩いていた
デュース
「えーと、次の授業は」
エース
「なーんか、魔法学校っつっても普通の
学校とあんまり変わらないっていうか
って、レイ!お前なんであんなに
動いて息切れすらしてないんだよ!」
『前の世界で少し鍛えていただけよ』
そんなに凄いのかしら?
エース
「いやいやいや!少し鍛えただけで
あんなになるかよ!グリムもそう
思わね?ん、?」
『あら?グリム?』
グリムの気配がいなくなった気は
さていたのだけれど、ここの世界の
気配にも慣れてきたのね!
デュース
「あっ、窓の外を見てみろ!
あの中庭を横切る毛玉は、」
『はぁ、グリムったら、仕方ないわ』
昨日、内蔵の一部が破裂しちゃったけど、
これくらいなら大丈夫ね
私は窓の枠に足をかけ、飛び降りた
後ろでエース、デュースが私が飛び
降りるのを見て倒れたなんて知らないわ
私は音もなく綺麗に着地して、グリムの
所まで走った。グリムの後ろに周り、
首根っこを掴んだ
『はい、グリム。捕まえたわ』
グリム
「やだやだー!つまんない
授業は嫌なんだゾー!」
『そんなことじゃ
大魔導士になれないわよ』
グリム
「くそー!お前、なんか
今日厳しいんだゾ」
そこで2人が来た所で、私は答える
『私、無責任って嫌いなのよね』
その瞬間、彼女の殺気に当てられた
周りの動きが止まった。エーストと
デュースも例外ではなく、当の本人、
グリムは震えていた
それだけではなく、彼女は笑っていた
それが何故か、このときだけは怖さを
誘った
『せっかく念願の生徒になれたのよ?
それなら責任を持ってちゃんと受け
なきゃいけないわ!ね?』
グリム
「は、い…なんだゾ」
〜〜〜
大食堂にて、私達はお昼ご飯を
食べに来ていた
グリム
「やっとお昼休みなんだゾ〜!
ふぁ〜!今日も美味しそうな
ものがいっぱいなんだゾ〜!」
『ビュッフェ方式、とは
何かしら?』 ボソッ
グリム
「ふわふわオムレツ!鶏肉のグリルに
ベーコンエッグタルト!!!」
エース
「だーっ、声がデカい!休み時間だけ
元気になりすぎたろコイツは」
グリム
「ユウ!オレ様、鳥肉のグリルがいい!
最後の1個なんだゾ!あとオムレツも
ジャムパンも、いっぱい取って欲しい
んだゾ!」
その時、グリムが誰かにぶつかった
グリム
「あだっ!」
不良
「あ〜〜〜っ!?おいテメェ!お前が
ぶつかっできたせいで、パスタの
温玉が崩れちまったじゃねぇか!」
「おいおいおい〜 ぷりぷりの
温玉を崩すのはカルボナーラー
一番のお楽しみだぜ?」
『…あの、温玉1つ頼めますか?』
「了解。ちょっと待ってなー」
『申し訳ございません』
「はいよ」
『ありがとうございます』
デュース
「せ、先輩。校則に魔法での
私闘は禁じると、」
不良A
「私闘〜?これは先輩から後輩への
指導教育ってやつだよ!」
「歯ぁ食いしばれ!」
私は左手に温玉を持ち、右手で
不良の振り上げた拳を受け止めた
『あの〜』
不良
「えっ!も、もしかしてレイちゃん!」
『私のことを知っていらっしゃったの
ですね!私の友達が申し訳ありません』
不良
「何言ってるの?!
レイちゃんは何も悪くないよ」
『お優しいのですね〜。新しい
温玉を持って来たのだけれど』
不良
「そうなのか!じゃ、じゃあ
ありがたく頂くよ。そこの子達
にも注意してくれればいいよ」
『ええ!もちろんよ』
その後私達は無事に席に着いて
ご飯を食べ始めた
デュース
「ん?レイ、それだけで大丈夫なのか?」
それだけ、とは、私は
サラダしか頼んでいないのだ
『ええ、大丈夫よ』
グリム
「ところで、お前達の寮は今朝見た
けど、他の寮ってどんなのなんだゾ?」
ケイト
「学園のメインストリートにグレート
・セブンの石像が立ってたじゃん?
あの7人にならって、この学園には
7つの寮があるんだよ」