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こっしー、、、じゃなくてこしぞー
こしぞー! だいじょぶよ! 多分鈴木さんとか、皆、こしぞーのこと見守ってると思うよー!! まぁ、だから何って話なんだけどね、、
ー登場人物ー
越野(こしの)→「」
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ー attention please ー
・辛い表現あります。
・ほぼほぼ主の妄想です
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まさか…アイツだったなんて…。」
と一人喫煙室の中で呟いた。
俺の同期は、ほぼほぼ居なくなってしまった。
黄色い看守服でお人よしな性格だった鈴木、鈴木はとある犯罪集団の手下に◯されたらしい。
白い看守服で、表は優しかった東島。東島は家族諸共何者かに◯された……
その何者かが、赤い看守服を着た天真爛漫な性格だった小林だ。
小林はことある事に焼肉に誘ってきたりパンを持って来たりして、呑気な性格だった。とても犯罪に手を染めるような奴では無かった。
いや……アイツが東島を◯したのは……
俺のせいだ………。
俺が……東島の悪事を見てみぬふりしていたからだ………。
俺が見て見ぬふりした理由……それは、言い訳にしかならない理由だった。
ただただ自分と大事な人を◯されたく無かったからだ。悪事を知った時点で話しかければ、脅されるに違いないと…恐怖心で何もする事は出来なかった。
そんな…俺の身勝手な恐怖心のせいで…俺の大事な仲間が犯罪に手を染めてしまった…。
いつも俺は身勝手だった。鈴木の葬式にも来なかった。なんの罪も無い東島の息子…透を冤罪でずっと心身の自由を奪ってきた。
その罰が積み重なったからか、俺の仲間はほとんど俺から離れて行った。
それが当然の報いなのだと言われて仕舞えば何も反論することは当然出来ない。
これが俺の決められた運命。これに逆らう事は出来ないのだと今更自覚した。
「今更自覚するなんて…やっぱり俺は身勝手すぎるな……」
同期だけでは無い。後輩だって居なくなった。
暗めの黄色い看守服で、真面目で仕事人間だった一条は黄昏地方を騒がせた犯罪集団のボスに◯された。
「…………今更…罰が降ったんだな。」
寂しげに呟いた声が喫煙室に響き渡る…
俺が身勝手だった罰が降り、孤独になった今…
虚しく揺れるタバコの煙を見つめながら…自分の身勝手さを悔やんだ…………。
もう…。遅いのに…。
ー終わりー