TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

SS小説

一覧ページ

「SS小説」のメインビジュアル

SS小説

1 - SS小説

♥

17

2023年10月22日

シェアするシェアする
報告する

「やぁやぁ羊さん、お久しぶりだねぇ。」


「ヴァールさん?どうしてまた屋敷まで戻ってきたの?」


「どうしてって、別に特別な事でもないじゃないか。俺の部屋もあるんだからいてもおかしくないだろう?」


「あぁ、そうか。でもなぜ俺の部屋まで?」


「それはね…ちょっと羊さんの力を借りたくてさ。」


「ちから?」


「そう。羊さんの持っているその力、子羊の乱舞の最終形態だ。さぁ、もう言わなくてもわかるだろ?一緒に手を組もうじゃないか。」


「…悪いが他を当たってくれ。俺にこの力は重すぎるし、もうこんなもので大切な人達を傷つけたくないんだ。」


「おや、随分まともになったじゃないか。昔の戦闘狂羊さんとは大違いだな。」


「わかってしまったからね。力のことも、自分のことも。だから申し訳ないがその計画は諦めて…」


「羊さん、髪の毛綺麗だねぇ。」


「へっ?」


「うーん、顔立ちも中々いい。髪もサラサラしてて肌もスベスベ、もっと近くで見せてくれよ。」


「え、ちょっと、まて、フードとったら……!」


「大丈夫、なるべく苦しくないようにやるからね。すーぐ楽になりますからねぇ。」


「まっ……あ゛っ…ぐぁぁ……!ばっ…い、や…!」


「はーい静かにしてねぇ。っと、こんなもんかな?でもちょっとやり過ぎたかも…あーあ、血も吐いちゃって。服が黒で助かったね?」


「あ゛ぁ……がっ…う゛う゛……」


「あちゃ、これはやり過ぎたか…。まぁこれぐらいあれば、しばらく供給しなくても勝手に動いてくれるでしょ。じゃあ行こっか、みーんな貴方のこと待ってるよ?羊さん。」

この作品はいかがでしたか?

17

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚