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yae

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第12話_スタート…最終話です!
ひとしきり嫉妬して騒いだ後。
ふと、長男のらんが真剣な顔でみんなを制した。
「……すち。ちょっと、ちゃんと話させてくれ」
リビングに静寂が戻る。お兄ちゃんたち5人が、すちを囲んで真っ直ぐに向き合った。
「……お前に病気のことがわかってから、俺ら、甘やかすばっかりで……ちゃんと言えてなかっただろ」
いるまが、少しバツが悪そうに視線を逸らしながらも、言葉を続ける。
「お前が寝てるのを見て、『やる気がない』なんて決めつけて、酷いこと言った。……お前がどれだけ辛い思いをして、どれだけ俺たちの隣にいようと頑張ってたか、一番近くにいたのに、全然気づいてやれなくて。……本当に、ごめん」
「いるまちゃん……」
「こさも、ごめんね」
こさめがすちの手を握る。
「すちくんの頑張りを無視して、責めてばっかりで。……僕、最低なお兄ちゃんだよね」
なつも、みことも、それぞれがすちの目を見て、これまでの言動を一つ一つ謝っていく。
最後にらんが、すちの頭を大きな手で包み込んだ。
「すち。過眠症は、お前のせいじゃない。お前は何も悪くないんだ。……今まで、一人で戦わせてごめんな。……これからは、お前がいつ眠っても、どこで眠っても、俺たちが絶対にお前を守るから。……もう一度、俺たちの弟でいてくれるか?」
すちの瞳から、溜まっていた涙がポロポロと溢れ出した。
ずっと欲しかった言葉。一番大好きな人たちに、ただ「わかってほしかった」あの日の孤独が、お兄ちゃんたちの体温で溶けていく。
「……っ、ぐすっ、……うん。……おれ、だ、だいすきだよ。……お兄ちゃんたち……っ」
すちが泣きながら笑うと、お兄ちゃんたちも耐えきれずに一斉にすちを抱きしめた。
そこにはもう、誤解も冷たい視線もない。
「よし! しんみりすんのは終わり! すち、今日は一日中、お前のやりたいこと全部付き合ってやるからな!」
「あ、じゃあ、さっきの絵の続き描きたい……」
「いいぞ。俺が隣で肩揉んでやる」(いるま)
「僕は横でずっと応援する!」(こさめ)
窓から差し込む朝日は、世界で一番温かい、6人兄弟の絆を優しく照らしていた。
完
次回♥️300💬1
💬ちょうだい!!!!
最終話までみてくれてありがとうございましたっ!
みなさんと物語つくれて楽しかったです!
番外編あるので番外編もよろしくお願いします💕
コメント
9件
コメント失礼します!一気読みしました!感動&尊い…!それに実写可愛いですね…!!続きも楽しみです!
塾行ってて見るの遅れました(´•̥ω•̥`)<ゴメンネ 別に自分過眠症じゃないし、すちくんでもないんだけど何となく自分も嬉しくなるような不思議な感覚だぜ( ᐛ )
第12話、読み終えました。お兄ちゃんたちが一人ひとり、すちくんの目を見て謝罪するシーン、本当に胸が熱くなりました。特に「過眠症はお前のせいじゃない」というらんくんの言葉が、ずっと孤独だったすちくんの心に届いた瞬間、こちらまで涙が出そうです。設定として「病気を個性でなく誠実に描く」姿勢が明確で、そこに兄弟の絆が重なる構成がとても巧いですね。温かい朝日に照らされる6人の姿が、清々しい余韻を残してくれました。